南北戦線を歩むターン制戦略

Strategic Command: American Civil Warは、シリーズで初めて19世紀のアメリカ南北戦争を舞台にしたターン制の戦略ゲームです。プレイヤーは北軍(Union)か南軍(Confederacy)のどちらかを選び、軍隊の指揮、研究、生産、外交方針を一手に担います。カナダやニューメキシコからカリブ海まで、スケール15km(9mi)で描かれた66,000ヘックスの巨大マップが、北米全土の戦場をカバーしています。戦争初期の1861年にはプロの兵士がほとんどいないため、志願兵を募集して旅団、師団、そして軍団へと編成し、武器や戦闘技術の研究を進めることが戦力の基盤になります。訓練が完了した部隊には、リー、ジャクソン、グラント、マッカーレン、ボーリュガード、シャーマンといった歴史上の名将を任命でき、一回の戦闘で軍全体の運命が分かれる中で、指揮官の選択が勝敗を左右します。

オンライン対戦とグループでの遊び方

Steamの機能としてOnline PvPとRemote Play Togetherに対応しており、グループで遊ぶ場合はオンライン対戦で北軍と南軍に分かれて戦う形になります。ターン制のルールに沿って順番に判断を下していくため、各プレイヤーが自分のターンで軍の配置や攻撃を進め、相手の動きを待つスタイルです。Remote Play Togetherを使えば、同じ画面を共有しながら協力して戦況を確認することもできます。視界のない戦場では、無線通信がないため騎兵による偵察が敵軍の発見や伏撃回避の要になります。歩兵の斥候小隊、遊撃隊、装甲列車、観測気球なども偵察力を広げる手段として登場し、味方と情報を共有しつつ作戦を練るのがグループプレイの鍵になります。

事前に知っておきたい戦場の要素

河川戦と海上戦が重要な要素として加わっています。ミシシッピ、オハイオ、カンバーランドなどの大河は河川艦艇で航行でき、内陸の港を活用した迅速な移動や上陸作戦が可能になります。艦船は河川用、沿岸用、外洋用に分かれ、木造と鉄装甲(Ironclad)の両方が用意されており、海軍の選択肢が広がっています。沿岸や内陸の要塞は主要な港や水路を守る役割を担い、戦争前から築かれたためその位置は両陣営に知られています。外交面では、南部の綿ストックの売却や奴隷解放宣言といった意思決定イベントが、英国、フランス、スペインといった欧州列強の介入を左右します。さらにフランス皇帝ナポレオン3世がメキシコを巡って戦っており、仏が参戦すれば共和国か帝国かの旗を掲げて戦況が広がります。1861 Blue and Grayから1864 Make Georgia Howlまで6つのキャンペーン、公式MODによるマップスタイルの変更、そして独自のキャンペーンやMODを作れるエディターが同梱されており、始める前にどのキャンペーンでどの陣営を操作するか決めておくとスムーズです。

スクリーンショット

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