Combat Mission Shock Force 2とは

Combat Missionシリーズの最新作で、舞台はシリアでのNATO軍とシリア軍の架空の紛争です。プレイヤーは米軍のStryker旅団戦闘チーム(SBCT)や重旅団戦闘チーム(HBCT)を指揮し、シリア軍の歩兵・機甲・装甲部隊と戦います。戦場は乾燥した地帯で、正規軍だけでなく非正規戦闘部隊、テロリスト、スパイ、自爆攻撃、IEDといった現代の非対称戦の脅威も登場します。プレイできる内容はTask Force Thunderキャンペーン、10を超える手作りの戦闘、そして何度でも遊べるクイックバトルです。

遊び方と進め方

ミッションには複数の目標が設定されており、それを達成することが目的になります。進行方法はリアルタイムとWeGoの2種類。WeGoは20年前の初代Combat Missionから続くハーフターン制で、各プレイヤーが60秒分の行動を指示し、その指示が両軍同時に実行されるのを観戦します。この仕組みにより、ターンの行動を振り返ることが可能です。リアルタイムでもWeGoでも対戦ができ、LANやインターネット経由のTCP/IPで対戦できます。さらにPBEM(メール対戦)や、1台のPCで交互に指揮を執るホットシート形式にも対応しています。クイックバトルでは自分で部隊を編成し、多数のマップから戦場を選んで戦えます。マップ・シナリオ・キャンペーンを作れるエディターも同梱されているので、仲間向けの戦闘やキャンペーンを作ることもできます。

部隊の動きと戦場の見え方

全ユニットは1:1スケールで描かれ、車両はサスペンションやハッチが動く3Dモデルで表現されています。弾道・装甲・貫徹は実際のデータに基づいて計算されており、HPのような任意の数値や事前計算された結果表は使いません。天候、照明、地形は武器と部隊の働きに直接影響します。士気、経験、指揮といった「ソフトファクター」は個々の兵士レベルで動き、部隊の行動を大きく左右します。TacAIは各兵士の心理状態と素質をモデル化し、兵士一人ひとりが独立して判断します。Relative Spottingの仕組みにより、一人が敵を発見しても全員が自動的に発見するわけではなく、兵士ごとに戦場の見え方が異なります。指揮系統(C2)のシミュレーションと組み合わさることで、情報が兵士の間でどう伝わるかが実際に描写されます。つまり、敵がどこにいるかがすぐには分からず、それ自体が戦いの一部になります。

遊ぶ前に知っておくこと

本作は大規模な戦闘を一気に片付けるタイプではなく、部隊・車両・分隊を個別に指示していく battalion規模以下の戦術シミュレーションです。天候や照度の条件が戦況に効いてくるので、同じ編成でも戦場や時間帯で結果が変わります。WeGo形式は指示と実行が分かれるため、対戦相手と手の内を合わせる必要がなく、PBEMやホットシートでも成立します。エディターが使えるので、遊ぶ前に仲間とマップやシナリオを共有しておくと、その場で対戦に入れます。

スクリーンショット

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