A Valley Without Wind 2では、魔法使いの一団がスケールの異なるキャンペーンに挑みます。友だちと横スクロールのステージを進み、足場から足場へ跳び移り、魔法で敵を攻撃していたかと思うと、次の瞬間には視点が引き、食料や仲間、安全な土地を必要とするレジスタンスのターン制ワールドマップが現れます。多くのインターネット接続では2~8人のグループが推奨されており、LANならさらに大人数で遊べます。仲間と魔法で戦うアクションと、反乱を存続させる大規模なキャンペーンを組み合わせているのが特徴です。

プラットフォームアクションがマップを変える

プレイヤーは、嵐に覆われた土地に勢力を広げる支配者デモナイカの側近集団へ潜入した魔法使いを操作します。魔法使いが持つ「オブリビオン・クリスタル」は不死をもたらします。敵の指導者を守っているのも同じ力です。しかし脅威は主人公だけに向けられているわけではありません。デモナイカとその軍勢はマップ上でレジスタンスの仲間を追い、5人の幹部はアクションステージであなたを追跡します。冒険に加わった友だちは追加の魔法使いとなり、それぞれ別のキャラクターで同じ横スクロールアクションに参加します。

キャンペーンはプラットフォームアクションと戦略ターンを交互に進めます。マップでは、森、集落、遺跡、凍った土地、暗い風に覆われた未踏の地域などがタイルで表されます。地域に入ると、手続き生成されたアクションステージが始まります。通路を進み、敵と戦うか避け、宝箱を開け、先へ進む道を塞ぐ風嵐発生装置を探します。装置を破壊すると近くのタイルから嵐が消え、レジスタンスのターンが進みます。ステージには明確な目的がありますが、その後に進める地域は周囲のマップによって変わります。

等角投影のワールドマップ。農場、森、集落、敵の要塞の間にレジスタンスの部隊が配置されています。

ワールドマップは単なるレベル選択画面ではありません。レジスタンスは住民に食料を配り、占領したタイルのネットワークを維持する必要があります。部隊には、戦闘、物資の収集、新しい仲間の募集、農作業、建築、特殊能力の使用などを命じられます。建築にはスクラップが必要で、食料があれば住民を養えます。敵はモンスターを部隊に差し向けたり、マップの一部を破壊したりします。ターン終了時にはこれらの状況がまとめて処理され、アクションに戻る前に資源の増減や部隊に起きたことが表示されます。

あなたと友だちは、別々の王国を争わせるのではなく、同じ領土を進むひとつの反乱を支えます。マップの状態によって開かれる地域やレジスタンスの状況が変わるため、キャンペーン全体の流れをつかめます。仲間と一緒に複数の魔法使いでプラットフォームステージに入ると、最も直接的な協力プレイが始まります。アクションはその場で共有できますが、大規模なキャンペーンは落ち着いたターン制で進み、全員が同時にリアルタイムの戦場を操作するわけではありません。

魔法使いごとに異なる魔法

魔法使いのクラスによって、移動や攻撃の方法が変わります。製品版には5段階、合計50種類のクラスがあり、各クラスに4つの能力が割り当てられています。通常の魔法、もうひとつの魔法、特殊攻撃、弾薬を消費する能力です。魔法には重さがあり、互いにぶつかることもあるため、敵の方向へ撃つだけでは戦えません。弾が別の弾を止めたり、狭い通路が爆発で埋まったりすることもあります。クラスごとの移動能力も、越えやすい足場や隙間を左右します。

このクラスシステムでは、回復役、タンク、攻撃役といった固定の役割を割り当てずに、グループごとに異なる魔法の組み合わせを試せます。各プレイヤーは自分の魔法使いと能力構成を持ち、キャンペーン中にキャラクターを変更できます。素早い攻撃、広範囲の爆発、移動効果など、クラスごとの特徴がアクションステージ上で交差します。クラスが豊富なので、別の魔法使いでキャンペーンを遊び直すと違った手触りになります。クラスは5段階に分けて解放されるため、最初は選択肢が少なく、レジスタンスの進行につれて増えていきます。

4つのアクティブ能力はいつでも使え、クラスの特徴をすぐに把握できます。基本攻撃、もうひとつの魔法、特殊技、弾薬を使う能力です。細い弾を通路の奥へ飛ばすものもあれば、近距離の爆発を起こしたり、地形に作用したりするものもあります。弾には重さがあり、互いに塞ぎ合うこともあるため、敵や弾で混み合った画面は射線だけでなく障害物コースにもなります。標準的なパーティー役割を求めるのではなく、珍しい魔法の組み合わせを楽しむゲームです。

秋のアリーナで、大きな木造の家のそばに地面を伝う衝撃波を放つ魔法使い。

マップに戻るたび、装備やキャラクターの成長が別の選択肢を加えます。宝箱には、攻撃力が上がる代わりに移動速度が落ちるなど、利点と欠点を併せ持つ装備が入っていることがあります。レベルアップ地点では、体力、ジャンプ、魔法の威力を変える特技やパークを獲得できます。探索した施設から移動能力が追加されることもあります。世界や戦利品は手続き生成されるため、同じキャンペーン構造でも、次のプレイでは地域や装備、クラスの選択肢が変わります。

アクションとマップのシステムは互いに影響しますが、同じ仕組みにはなりません。魔法や移動能力が強くなると難しいステージを攻略しやすくなります。マップ上の施設を占領すれば追加の強化が解放され、風嵐発生装置を破壊すれば戦略マップのタイルがさらに明らかになります。一方、魔法使いが離れている間も部隊には資源が必要です。数分で終わるプラットフォームステージの後、食料を失ったり、部隊が危険にさらされたり、デモナイカが近づいたりすることもあります。

そのため、セッション全体が途切れない戦闘だけで埋まるわけではありません。マップに戻るとアクションが止まり、レジスタンスが得たものが示され、次に進めるタイルが変わります。食料やスクラップが得られる地域もあれば、施設やレベルアップ地点、幹部につながる道がある地域もあります。戦略パートはターン制のキャンペーン管理であり、プラットフォームアクションと並行して進むリアルタイム戦術ゲームではありません。

両側から圧力がかかる長いキャンペーン

デモナイカは、レベルをいくつも越えた先で待つだけのラスボスではありません。ターンが進むたびに軍勢はマップへ攻め込み、支配者自身もタイル間を移動して部隊を脅かします。生存者を募り仕事を割り当てればレジスタンスは成長しますが、物資が足りなかったり仲間を失いすぎたりすると崩壊しかねません。魔法使いが探索している間も、戦略マップに残った人々の状態を気にかける必要があります。

アクションステージも脅威の形を変えます。風嵐が広いマップを覆い、洞窟、遺跡、森などの環境がそれぞれ異なる足場や危険を生みます。通路を塞ぐ小さな敵から、守りの堅い大型の敵まで、さまざまな相手が登場します。魔法には多様な形や効果があり、ステージでは攻撃だけでなく移動も重要です。ジャンプで敵を避けられる一方、狭い通路では広範囲の魔法を使いにくいこともあります。色彩豊かで奇妙なファンタジー世界ですが、戦闘は慌ただしく、絵画風の背景に小さく動くキャラクターやエフェクトを組み合わせた表現です。

手描き風の背景と小さなアニメーションキャラクターが並び、暗い洞窟や嵐の屋外では明るい魔法の効果が目を引きます。サウンドトラックはレジスタンスの物語に壮大さや、ときには哀愁を添えます。雰囲気はホラーよりもファンタジーアドベンチャー寄りです。危険なのは混み合う足場、追いかけてくるモンスター、そして離れている間に荒れていくマップです。バイオームや手続き生成の地形で景色は変わりますが、ステージを横断して発生装置を探す流れはキャンペーンを通じて繰り返されます。

アクションと戦略の難易度は別々に調整できます。キャンペーンでは「次の地域で魔法使いが生き残れるか」と「レジスタンスがこれからのターンも団結を保てるか」という異なる課題に向き合うためです。一方の難易度を下げても、もう一方の挑戦まで自動的になくなるわけではありません。グループで魔法の戦闘に集中したいなら戦略パートを遊びやすくし、長く歯ごたえのある共闘を求めるなら両方を難しくできます。

果てしないサンドボックスではなく、始まりから終わりまであるキャンペーンです。世界はプレイごとに生成され、嵐を晴らすとマップが開き、やがてレジスタンスはデモナイカと幹部たちに立ち向かいます。マップ管理とアクションステージの両方が進行に関わるため、ひとつのプレイに何度も集まることになるかもしれません。手続き生成のタイルやクラスの違いで再プレイに変化はありますが、地域へ進み、プラットフォームステージを越え、マップのターンを解決し、次に反乱のどこへ力を注ぐか決める流れは変わりません。

グループの接続方法

オンライン協力プレイとLAN協力プレイがあります。多くのインターネット接続では2~8人が推奨されています。LANならさらに大人数で遊べますが、確かな最大人数は決められていません。8人はインターネットでの実用的な目安であり、保証された上限ではありません。プラットフォームステージでは、友だちはそれぞれ別の魔法使いとして参加します。

クロスプラットフォームマルチプレイには対応していますが、Windows、Linux、macOS間の具体的な組み合わせは明記されていません。macOS版はCatalina以降と互換性がなく、Windows版とLinux版は利用できます。コントローラー対応は一部のみで、キーボード操作も可能なため、全員にゲームパッドが必要なわけではありません。

仲間とアクションステージを進み、ターンによってキャンペーンがどう変わるか確認するのが好きなグループには、A Valley Without Wind 2ならではの協力プレイが楽しめます。次の部屋をクリアするだけではない共通目標がマップにあり、クラス、魔法、手続き生成エリア、戦利品によって各自のプレイ感も変わります。いつでも参加できるアリーナゲームより気軽ではありません。キャンペーンマップ、サーバー接続、アクションと戦略の切り替えを前提としたセッションです。ふたつのシステムを組み合わせた珍しいファンタジーキャンペーンを探しているなら、魔法使いたちと進む道はまだまだ続きます。

スクリーンショット

タグ