Left 4 Dead 2では、フレンドと街や沼地、遊園地を進み、迫ってくる感染者の大群から逃れます。通常のキャンペーンは最大4人のオンライン協力プレイに対応し、空いた生存者の枠にはゲームが操作する仲間が入ります。ボイスチャットに4人いれば、1人ずつ生存者を担当できます。人数が少なくても、残りのキャラクターがチームについてきます。目指すのはセーフルームや脱出車両、あるいはアメリカ南部を進む旅の次のチャプターです。そこへ向かう間も、弾薬が尽きたり、特殊感染者に仲間を引き離されたり、静かな区間が突然の襲撃に変わったりします。
フレンドと遊ぶなら、オンラインキャンペーンが最も手軽です。LANだけで遊ぶキャンペーンもホストできますが、コンソールの設定が必要です。PC版の通常メニューにはキャンペーンの画面分割モードがありません。同じPCで遊ぶには追加のコントローラーや設定作業が必要で、Remote Play Togetherがその環境で使えるかははっきりしません。ソファで遊ぶ予定を立てる前に確認してください。
4人の生存者はそれぞれ個性があり、移動中も会話を交わします。コーチは元アメリカンフットボールのコーチ、ニックは身なりの整ったギャンブラー、エリスは熱心な整備士、ロシェルは記者です。攻撃の合間に聞こえる会話が旅に人間味を加えます。武器や物資は4人とも同じものを拾えます。
キャンペーンは脱出を目指して進む
各キャンペーンは複数のチャプターがつながった物語で、多くの区間はセーフルームで終わります。そこを出て感染者のいる地域を進み、物資や負傷を抱えたまま次の扉にたどり着きます。最後には、襲撃をしのいだ後の救助や脱出車両、危険な道のりが待っています。
チャプターごとに求められることも変わります。街路や建物を通って目的地へ進む区間もあれば、警報を鳴らす、燃料を探す、仕掛けや脱出路が使えるまで攻撃に耐える、といった展開もあります。しばらく身を隠せない場所にとどまり、通常感染者が近づく中で、群れの騒音にかき消されて遠くの状況がわかりにくくなることもあります。セーフルームでは短い休憩を取れますが、次のチャプターが始まれば脱出行は続きます。
フィナーレはそれぞれ異なる形で旅を締めくくります。Dead Centerでは、感染者がモールの各階に広がる中、チームでガソリン缶を集めて逃走車に給油します。The Parishの最後には、避難へ向かう危険な橋の横断が待っています。散らばった物資の間を動き回るフィナーレもあれば、広い道路を越えることが最後の脱出になるフィナーレもあります。どちらもそこまでのチャプターから続く展開です。
場所の変化も旅に輪郭を与えます。サバンナのホテルや市街地から、Hard Rainの濡れた道路と激しい雨へと進みます。Swamp Feverでは水没した小道や木造の建物、木々の間を抜けます。そこにはMudmenも登場します。泥に覆われ、水の中を這ってくる通常感染者です。Dark Carnivalでは暗い道が遊園地の照明や乗り物、感染したピエロに置き換わります。The Parishではニューオーリンズの街を進み、街並みや橋、避難経路が最後の脱出へとつながります。
Directorが脅威と道筋を変える
AI Directorはチームの状態を見ながら、敵の数や攻撃のタイミングを変えます。前回は静かだった場所に大群を送り込んだり、建物を進む間は攻撃を控えたり、すでに手がふさがっているところへ特殊感染者を登場させたりします。Director 2.0は通路やレベルの一部に加え、敵の数、天候、照明、演出、音、周囲のオブジェクトも変化させます。武器や物資の配置も変わることがあります。キャンペーンのチャプターや目的は作り込まれていますが、見覚えのある区間でも次回に同じ道を通るとは限りません。難易度設定が全体の厳しさを決め、Directorは主に進行のテンポや局所的な変化を調整します。
特殊感染者は、見た目の違う敵というだけではありません。Smokerの舌は仲間をチームから引き離し、Hunterは生存者を地面に押さえつけ、Jockeyは進む方向を変えさせます。Chargerはチームに突進し、Spitterの酸は一時的に地面を危険な場所にします。攻撃でフレンドが孤立したら、別のプレイヤーが感染者を倒して救出できます。その割り込みによって、同じ戦闘中にチームのほかのメンバーが直面する状況も変わります。
別の脅威は周囲の大群全体に影響します。Boomerの胆汁を浴びた生存者には通常感染者が集まり、驚かせたWitchは近くの相手に突然強力な攻撃を仕掛けます。こうした状況はすでに移動中の大群と重なることもあります。1人への攻撃が、チーム全体の戦い方を変えるのです。
物資の選択がチーム全員の戦闘に関わる
銃器は距離を取って撃ち続けるのに向き、豊富な近接武器は戦いを目の前まで引き寄せます。ショットガンは近くの集団に強く、ライフルなら離れた位置から撃てます。ピストルは予備の武器です。ピストルをもう1丁持つか、近接武器に替えるかで、近距離の選択肢も変わります。刀、斧、フライパン、チェーンソーにはそれぞれ異なる攻撃があります。感染者が迫る場面では、近接攻撃を使うことで、次の弾倉を撃つのとは違う展開になります。
持てる装備には限りがあります。各自が持てるのはメイン武器とサブ武器が1つずつ、投擲アイテム1つ、さらに救急キット、除細動器、弾薬強化などの重要な支援アイテム1つです。救急キットと除細動器は同じ枠を使うため、どちらかを選びます。回復の一時効果を得る薬やアドレナリンは別の小さな枠に入ります。ガソリン缶などの目標アイテムを運んでいる間は両手がふさがるため、持っている人はその場で銃を撃てません。弾薬や回復、目標アイテムはチーム全体の状況に関わり、次のチャプターへ持っていける量も限られます。
投擲アイテムも大群への作用がそれぞれ違います。パイプ爆弾は爆発する前に感染者を引きつけ、火炎瓶は一定範囲を燃やし、胆汁爆弾は群れを引き寄せる標的を作ります。焼夷弾や炸裂弾の弾薬強化も別の選択肢です。どれも画面上の状況を一時的に変える道具で、武器や装備の枠数は限られたままです。4人で遊んでいると、誰が何を拾ったかが見え、次の襲撃でチームが使えるものもわかります。
仲間が負傷したり、行動不能になったりしたときにも装備が関わります。チームメイトは倒れた生存者を助け起こしたり、自分用に取っておく代わりに救急キットを使ったりできます。倒れた生存者はピストルを撃てますが、移動は這うだけです。起こしている間も感染者は攻撃してくるため、もう1人がその対応にかかります。薬やアドレナリンは一時的な助けになり、アドレナリンは治療や蘇生などの動作も速めます。除細動器なら死亡した生存者をその場で復帰させられます。通常のキャンペーンでは、死亡した仲間が後の区間の救出用ロッカーに現れ、ほかのメンバーが扉を開けて連れ戻せることもあります。チームは仲間を失っても立て直せますが、それまでの火力や注意の余裕は変わります。
舞台が脱出劇に緊張感と不気味さを加える
Left 4 Dead 2は、濡れた街路や薄暗い室内、感染者の声、遠くから聞こえる大群の音でアクションホラーを描きます。生存者は移動中に会話を交わし、危険の合間にもそれぞれの個性を見せます。Hard Rainの豪雨は視界を悪くし、道路を水の通り道に変えます。Swamp Feverでは暗い水辺や狭い木の足場を進みます。Dark Carnivalの遊園地は明るくカラフルですが、感染したピエロの靴音が派手な景色の中で新たな脅威を知らせることがあります。
暴力表現は生々しいものです。感染者は銃撃や近接攻撃で損壊し、血や身体の切断も描かれます。静かなサスペンスというより、アクションホラーの脱出劇です。キャラクターの掛け合いが、危険な雰囲気を常に深刻なものにはしません。暗い道路から照明のきらびやかなアトラクションへ進み、最後には4人が必死の横断を強いられることもあります。
ひとつのセッションにもいくつかの遊び方
キャンペーンが中心的な協力モードです。同じ最大4人のオンラインチームでサバイバルにも挑戦できます。ひとつの場所を守り、続けて襲ってくる敵に対してどこまで持ちこたえられるかを競います。リアリズムではキャンペーンのルールが変わり、生存者やアイテムの輪郭が消え、通常感染者はより手ごわくなり、救出用ロッカーも使えなくなります。死亡した仲間は除細動器か次のチャプターを待ってから戻るため、そのレベル中の損失がより重くなります。
サバイバルは、チャプターを進むキャンペーンとは異なり、ひとつの場所で耐久時間を競います。どちらも4人の生存者で遊びますが、一方はルートを進んでフィナーレを目指し、もう一方は同じ場所をどれだけ守れるかを測ります。
Versusではプレイヤーが感染者を操作します。最大8人で2つの4人チームを作り、同じチャプターを敵味方に分かれて進み、その後に役割を交代します。一方のチームは生存者を導き、もう一方は特殊感染者を操作して進行を妨げます。
Scavengeも最大4人ずつのオンラインチームで遊べます。短いラウンドではガソリン缶が中心になります。生存者側は発電機に燃料を補給して制限時間を延ばし、感染者側はそれを妨害します。その後、チームが入れ替わります。Mutationsは既存モードの公式ルール変更で、参加人数は選んだバリエーションによって異なります。
おなじみのキャンペーンとコミュニティの新ルート
Steam Workshopにはコミュニティ制作のマップや追加コンテンツがあり、プレイヤーが作ったMutationsも含まれます。Valve公式のアップデート「The Last Stand」はコミュニティの企画から始まり、サバイバル用マップをもとにした灯台のキャンペーンと、新しいサバイバルおよびScavengeのアリーナを追加しました。長いキャンペーンを進むときも、別モードで短く遊ぶときも、同じ4人のチームでまた挑戦できます。