クリーパーという流体と戦う戦略シミュレーション
Creeper World 3: Arc Eternal は、細胞オートマトンを組み込んだ戦略シミュレーションです。従来の RTS のように個別のユニットが基地に攻撃してくるのではなく、流体状の物質が地形の上を広がっていきます。この「クリーパー」は熱力学や流体物理に基づいて動き、プレイヤーはその挙動を予測しながら武器や基地を配置して対抗します。マップの地形はその場で変形できるため、高台を確保したり、防御線を組み替えたりして、流体の進路を制限する戦略が可能です。敵の動きは理論上は予測可能でありながら、その複雑さは非常に奥深く、正面から押し切るだけでなく、素早い攻撃で要害を潰す、あるいは膨大な資源を溜め込んでじわじわと領地を広げるなど、複数の攻略スタイルが成立します。
マップエディタとスクリプトで遊ぶ
このゲームはユーザー生成コンテンツが中心的な役割を担っています。内蔵のマップエディタで地形を作り、オンラインのデータベースを通じて世界と地図のアドレスを共有できます。さらに、内蔵のスクリプト言語 CRPL を使うことで、新しい武器、ユニット、敵、エフェクトを自作することも可能です。エンジンのコマンドは数百種類が公開されており、実際のストーリーミッションもこのエディタとスクリプトで作られています。プロスペクター任務では数百の恒星系や数千のワールドを探索でき、アルファセクターには数百の手作りミッションが収録されています。Dial Map Device (DMD) を使って制約条件を数十種類調整し、独自のミッションワールドを生成してアドレスを共有するといった遊び方もできます。マップのサイズや形状、次元も自由に選べるため、5分で終わる小さなマップから5日規模の巨大なマップまで、規模を問わずシミュレーションが機能します。
リモートプレイとゲーム開始前に知っておくこと
Steam の Remote Play Together 機能に対応しているため、友人と一緒に画面を共有して遊ぶことが可能です。ゲームのタグにはシングルプレイヤーやリアルタイム、一時停止可能といった要素も含まれており、自分のペースでじっくり考えるか、リアルタイムで手早く判断するかを選べます。2D のピクセルグラフィックによるトップダウン視点で展開され、独自のサウンドトラックが同梱されています。プレイ前に理解しておくべき最大のポイントは、敵が個別の兵士ではなく流体であることです。従来のウェーブ防衛や RTS の感覚では防衛線が崩れやすいため、地形の高低差や流体の物理的性質を読み、武器の配置を柔軟に変える必要があります。また、ストーリーを進めるだけでなく、コミュニティが作り出した無数のマップや自作シナリオを楽しむこともこのゲームの大きな要素です。