Serious Sam VR: The First Encounterは、全15レベルのキャンペーンを最大16人のオンライン協力型シューティングに変えます。友達と古代エジプトの遺跡を進む間、怪物の群れが四方から突進し、叫び、攻撃してきます。VR版にはヘッドセットとトラッキング対応モーションコントローラーが必要です。照準、武器の扱い、移動にもモーション操作が組み込まれています。協力プレイはオンラインで行い、VRキャンペーンやマルチプレイにはゲームの共通ランチャーであるSerious Sam Fusion 2017からアクセスします。

キャンペーンにクラスや固定の担当はありません。全員が幅広い武器を使えるため、同じ敵の群れと戦い、異なる方向に目を配り、広いレベルを進むことが協力の中心です。ある人が突進してくる怪物を相手にしている間、別の人が遠くからの攻撃源を探す場面もあります。こうした違いはその瞬間ごとのもので、固定の支援役や成長ツリーはありません。回復役と鍵を持つ役を決めて進む戦術シューターを探しているグループには別の作品が向いています。走り続けて多くの怪物を撃ちたいなら、本作の方向性に合います。

敵の波が中心のキャンペーン

オリジナルのキャンペーンは古代エジプトを舞台にした15の広大なレベルで構成されています。開けた砂地や神殿から、狭い通路やアリーナへと進み、新たな敵が加わる中で道を切り開きます。戦闘は少数の敵から始まり、複数方向から押し寄せる大群へ広がることがあります。静かな区間ではルートやシークレットを探す余裕がありますが、次のアリーナでは突進する怪物、遠距離攻撃をする敵、爆発する敵が一度に現れることもあります。

ストーリーはアクションを支える軽い背景です。サムはメンタル率いるエイリアンの脅威を止めるため過去へ送られ、巨大な魔術師Ugh-Zan IIIとの戦いに向かいます。物語上の選択や分岐する目標はありません。グループの目的はシンプルです。各レベルを進み、戦闘エリアを生き延び、必要なものを集めて次の出口に向かいます。そのため、シューターの経験が異なる友達とも協力プレイを始めやすくなっています。

敵の存在によってアリーナそのものが緊張感を生みます。Sirian Werebullsは一直線に破壊的な突進を仕掛け、Beheaded Kamikazesは叫びながらこちらへ走ってきます。ほかの怪物は遠距離から攻撃したり、追い続けるために何度も向きを変えさせたりします。広いアリーナは動き回る余地がある一方、すべての敵を視界に収めるのは難しくなります。VRでは敵の姿を見る前に音で気づくことも、次の標的を探すのと同じくらい役立ちます。数秒で落ち着いた探索が騒がしい混戦に変わることもあります。

2丁の武器と複数の移動方法

モーションコントローラーを使えば、両手に1丁ずつ武器を持って同時に撃ったり、左右で別の銃を使ったりできます。リボルバーやショットガンから重火器や爆発物まで、シリーズおなじみの武器が揃っています。両手持ちの戦闘は通常版とは感覚が異なります。片手で近くの敵を牽制しながら、もう片方を遠くの標的に向けたり、敵の群れが迫るときに同じ武器を2丁使ったりできます。リロード、照準、武器の切り替えにはVR操作を使うため、武器選びはキー操作だけでなく身体を使う戦闘のリズムに関わります。

武器によって固定のキャラクタービルドが決まるわけではありません。クラス、スキルツリー、装備の成長ルートはなく、誰かが常にダメージ担当になる仕組みもありません。レベルで拾うアイテム、見つけた武器、2つのコントローラーの使い方が戦闘を左右します。敵が近ければショットガンが役立ち、広いアリーナの向こうにいる敵には射程の長い武器が選択肢になります。ミッション間のメニューではなく、目の前の戦闘判断が中心です。

部屋の広さを使うVRと素早い敵が組み合わさるため、移動方法も重要です。タッチパッドやスティックによる連続移動、テレポート、Serious Warpの移動オプションを選べます。Translocatorを使うと危険から素早く離れられ、ジャンプパッドはレベルの一部を飛び越える助けになります。アリーナを進む方法はいくつかありますが、戦闘のテンポは速く、滑らかな移動を不快に感じる人もいます。テレポートを好む人向けの選択肢もあり、同じグループ内で異なる移動設定を使えます。

シークレット、補給品、次のレベル

探索は銃撃戦の合間にひと息つく機会になります。各レベルには80個以上のシークレットがあり、弾薬などの補給品も見つかります。メインルートから離れた場所に隠れているものもあれば、足場の縁や脇道、妙に開けた砂地を調べると見つかるものもあります。シークレット探しは必須ではありませんが、次の敵の波に流されがちな好奇心に報いてくれます。

シークレットは寄り道として用意されており、独立したミッションや会話の分岐ではありません。レベルごとの構成、敵の組み合わせ、移動と戦闘の切り替わりが変化を生みます。別の難易度で再挑戦すればルートに見覚えがあっても、敵の波は手強くなります。周囲を観察する理由は増えますが、主な見返りは次のアリーナに必要な補給品を持って到達することです。

進行の中心はキャンペーンのレベルをクリアし、その構造を覚えることです。難易度は5段階あり、協力設定によってプレイヤー数に合わせて敵の強さを調整できます。ホストはフレンドリーファイア、弾薬ルール、リスポーンクレジットも設定できます。同じレベル構成でも、残機を絞ればミスの代償が重くなり、リスポーンを増やせば大人数が戦闘に残りやすくなります。キャラクターレベル上げや長期的な装備集めに変わるわけではありません。

Coin-Op Co-opでは残機制のアーケード風キャンペーンを遊べます。同じレベルと敵との戦闘を進みながら、追加の条件を管理します。短いラウンドを遊びたい場合は、専用のサバイバルマップで敵の攻撃を受け続けるTeam Survivalがあります。Fusionの幅広いマルチプレイにはDeathmatch、Team Deathmatch、Capture the Flag、Beast Huntなどの対戦モードもあります。ただし、これらは対戦向けであり、協力キャンペーンの追加章ではありません。

固定クラスを調整したり、誰がどこに立つかを決める特別な能力はありません。全員が撃ち、動き続け、目の前の波を一緒に生き延びます。大人数のロビーでは敵や爆発が重なり、画面も音も混乱しやすくなります。最大16人で戦う協力プレイは、緊張感の高い混戦を楽しむグループ向けです。少人数での隠密行動や、ミッションごとに明確な役割を求めるチームには合わないかもしれません。

グループに合った環境を用意する

VRキャンペーンは最大16人のオンライン協力プレイに対応します。VRヘッドセットとトラッキング対応モーションコントローラーが必要なVR専用エディションです。Serious Sam HD: The First Encounterとは別製品で、Fusionは対応作品を同じランチャーから起動できるだけです。通常版を持っていてもVR版を画面だけで遊べるわけではありません。VRキャンペーンはローカル画面分割プレイではありません。Fusionの画面分割は通常版向けで、VRプレイヤーはネットワーク経由で参加します。FusionはVR版と通常版のクロスプレイをうたっていますが、異なるエディションが現在も安定して接続できるとは限りません。頼りにする前に、現行の互換性を確認してください。サーバーブラウザーではセッション検索やホストができますが、遊びたいときに公開ロビーがあるとは保証されません。

VR版は、対応するSerious Sam作品のハブであるSerious Sam Fusion 2017から起動します。オンライン協力プレイに対応し、サーバーブラウザー、プレイヤーがホストするセッション、専用サーバーという方法があります。ただし、公開ロビーの稼働、招待、参加、ホスト接続の信頼性は保証されません。セッションに頼る前に、グループ全員が接続できるか確認しましょう。接続できたら、敵の難易度や強さ、フレンドリーファイア、弾薬、リスポーンクレジットなどのルールを戦闘前に調整できます。

PC VR環境と高速な一人称アクションにグループ全員が慣れている場合に向いています。対応環境としてSteamVRまたはHTC ViveやOculus Riftを使うOculus PCが挙げられます。FusionはWindows Mixed Reality(WMR)にも対応しましたが、現在は旧来の選択肢です。MicrosoftはWindows 11 バージョン24H2以降でWMRを削除しました。既存のWMRデバイスは、PCをWindows 11 バージョン23H2のままにする場合に限り、2026年11月までSteamで利用できます。セッションを企画する前に、ヘッドセットとコントローラーが対応するPC VRランタイムで動作するか確認してください。現在のWindows環境でWMRが使えるとは限りません。このエディションの全プレイヤーにVRヘッドセットが必要です。

みんなでキャンペーンを進み、大量の敵と戦い、難易度を調整したいグループには合うでしょう。ローカル画面分割、同じ部屋の通常版プレイヤー、固定クラス役、継続的なキャラクター強化が必要なら、別の協力ゲームを探す方がよさそうです。Serious Sam VRの流れはシンプルです。エジプトの次のアリーナに入り、目の前の敵に合う武器を選び、仲間と一緒に波を乗り越えます。

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