Serious Sam Classics: Revolutionは、The First EncounterとThe Second EncounterのHD版ではないクラシック版をまとめ、追加キャンペーンと複数のマルチプレイモードを加えた作品です。オンライン協力サーバーは初期設定で16人に対応し、専用サーバーの設定では最大42人まで増やせます。ローカルでは最大4人で画面を分割して遊べます。広いアリーナを大量のモンスターが駆け抜ける中、仲間とそれぞれ武器を選び、進路を切り開くゲームです。
3つのキャンペーンと止まらない展開
本作にはThe First EncounterとThe Second Encounterのオリジナルキャンペーン全編に加え、8ステージと新ボスを含む追加キャンペーンBright Islandが収録されています。これは64ビットシステム向けに調整されSteamと統合された、Serious Engine 1のオリジナル系統です。HDリメイク版やランチャーのFusionとは別物です。アーケードのようなテンポやオリジナルのステージを求めるなら、この違いは重要です。砂漠の寺院、古代都市、遠い惑星、中世風の景色を進み、次のアリーナを制圧して出口を目指します。
キャンペーンの各ステージでは、部屋を一つずつ慎重に片付けるより、開けた場所での戦闘が次々と続きます。静かな道の先には、複数方向から敵が現れる広い中庭が待ち受けていることもあります。Beheaded Kamikazeは叫び声を上げて突進し、Sirian Werebullは勢いよく距離を詰め、骸骨のKleerは近距離で素早く動きます。敵ごとの動きがアリーナを絶えず変化する戦場にし、孤立した決闘の連続とは違う展開を生みます。基本の目的は全員共通で、大群との戦闘は仲間とともに挑むものになります。
Sam Stoneの旅には物語がありますが、目の前の魅力は大勢の敵、轟音を立てる武器、開けた射線が生む派手さです。遮蔽物を使った戦闘や固定のクラス役割はなく、動き続ける戦闘、広いアリーナ、多彩な武器が中心です。ショットガンは近距離向きで、ミニガン、ライフル、ロケット、キャノンは異なる距離や敵の群れに対応します。複雑な装備選択を要するタクティカルシューターではなく、武器の幅が戦闘に変化をつけます。
敵の群れが戦いを変える
敵の種類が豊富なので、戦闘が長い射撃レーンだけになることはありません。突進する敵、近距離で迫る敵、大型の敵、遠距離攻撃を行う敵が異なる圧力を生み、開けたアリーナでは複数の脅威が一度に現れます。画面に敵が多いと、一体が視界の端から近づく一方で、別の敵が正面に残ることもあります。協力プレイでは全員が同じ変化し続ける戦場に入り、固定クラス能力や分隊への指示に頼りません。
キャンペーンでは探索も報われます。環境に隠された秘密を見つけると、体力、防具、弾薬、次の戦闘に役立つ強力な武器などを得られることがあります。ステージには100を超える秘密が隠されています。見つけやすいものもあれば、段差の向こうや怪しい壁の裏、敵が残る最中に見落としやすい道にあるものもあります。出口にたどり着くことだけが進行ではなく、隅々を調べることで見慣れたステージに別の楽しみが生まれます。
武器ごとに得意分野があります。ショットガンは近距離、ミニガンは標的への継続射撃、スナイパーライフルは遠距離の敵に向いています。The Second Encounterはクラシック武器を拡張し、RevolutionはMod「Seriously Warped Deathmatch」に関連するPlasmagunとMinelayerを追加します。パワーアップは一時的に展開を変え、弾薬の残量は同じ敵が再び現れたときの武器選びに関わります。スキルツリーを覚える必要はなく、狙い、移動、射程、敵の波が来るタイミングが重要です。
Bright Islandがアリーナを追加
Bright Islandには8つの追加ステージとオリジナルのボスが登場します。新しい舞台と敵をアリーナ形式に加える内容で、ジャンルを変えたり新たな成長システムを導入したりするものではありません。キャンペーンは協力プレイでクリアでき、Bright Islandのクリアを条件とする協力実績もあります。
あくまで追加要素であり、プレイする唯一の理由ではありません。新しい敵と旅程が加わる一方、ステージ設計や動作の安定性は、2つのオリジナルキャンペーンほど均一ではないことがあります。ぎこちないジャンプ、むらのある展開、フレームレート低下が追加ステージの流れを妨げることもあります。別のキャンペーンを試すために、先に一つをクリアする必要はありません。
協力プレイが中心、対戦モードも収録
協力キャンペーンでは全員でMentalの軍勢に立ち向かいます。オンラインサーバーは初期設定で16人に対応し、専用サーバーでは最大42人まで設定できます。ローカルの画面分割では、同じコンピューターで最大4人が同じキャンペーンをプレイできます。オンラインとローカルのマルチプレイに対応しますが、コントローラーのサポートは一部のみです。自動で使えるとは限らず、キーボードとマウスが最も手軽で、ローカル操作は各プレイヤーごとに設定が必要な場合があります。
協力プレイはキャンペーン本来の構成に沿っており、全員が同じウェーブに挑み、同じ幅広い武器を使えます。回復役やタンクのクラス、正式な分隊指揮システムはありません。
対戦したい場合はDeathmatchやScorematchに加え、Team Deathmatch、Capture the Flag、Control Zoneなどのモードがあります。最初の2つでは個人の撃破数やスコアが中心で、チーム戦では仲間が同じ側に分かれます。Capture the Flagではマップの端から端への移動が増え、Control Zoneでは確保するエリアをめぐって戦います。敵の群れに挑むか、競争するか、チーム戦にするかを選べます。
Survivalは敵の波を生き延び、前回の記録を上回ることを目指す別モードです。キャンペーンとは独立しているため、章を続けて進めずにアリーナ戦を楽しめます。ランキングや実績は目標になりますが、現代的なシーズン制ではありません。戦闘を繰り返し、秘密を探し、難易度を変えたり別のマップを読み込んだりできます。
昔ながらのサーバーホスト方式
マルチプレイメニューにはサーバーブラウザーと専用サーバーの機能があります。実績、ランキング、Workshopもキャンペーン以外の遊びを広げます。メニューから公開セッションを開始するか、専用サーバー用ツールを使って名前付きサーバーを維持できます。専用ツールではセッション名、初期の協力設定、人数、開始レベルを調整できます。マップのローテーションには便利ですが、すぐ招待できる方式より準備が必要です。
仲間はマルチプレイブラウザーから公開セッションを探せますが、直接招待してすぐ参加する方法より手間がかかります。接続はホストとネットワーク環境に左右される場合があり、切断、同期ずれ、ときどき発生するクラッシュがプレイを中断することがあります。ただし、必ず起きるわけではありません。Workshopにはマップ、モデル、Modがあり、カスタムコンテンツを使う場合はサーバーと全員の設定をそろえる必要があります。
付属のエディターとSteam Workshopによって、遊びの幅が広がります。コミュニティのマップは地形や敵を変え、Modはコンテンツを追加または置き換えられます。エディターはステージなどを作るためのもので、通常キャンペーンを分岐する物語に変えるものではありません。コミュニティマップで新しいルートを試す一方、標準コンテンツなら全員が同じ条件から始められます。
どんな人に向いている?
Serious Sam Classics: Revolutionは、シンプルな一人称シューティング、大規模な戦闘、多彩な武器、最初から最後まで仲間と進めるキャンペーンを求めるグループに向いています。画面分割と設定可能なオンラインサーバーは珍しい選択肢です。3つのキャンペーンと独立したモードがあり、協力プレイから対戦に移ることもできます。次のアリーナを制圧するだけでも、秘密探し、Survival、カスタムマップ、対戦モードを加えても楽しめます。
一方で、古さや粗さは残っています。グラフィックや操作は後発のHD版の利便性を取り入れず、クラシックな体験を保っています。同期ずれやクラッシュといった技術的問題がオンラインキャンペーンを中断することがあり、Bright Islandのステージもオリジナル2作ほど均一ではありません。クラシックな移動、密度の高い敵の波、サーバーブラウザーを楽しめるなら、仲間との戦闘をたっぷり味わえます。手間のない洗練されたオンラインロビーを求める場合は、接続と設定に多少の作業が必要になることを考慮してください。