Demigodは、アリーナを舞台にしたリアルタイムストラテジーです。プレイヤーは強力なヒーローを操作し、その周囲ではコンピューターが指揮する軍勢がぶつかり合います。フレンドをカスタムマッチに招待してチームでボットに挑むことも、同じヒーローを使ってほかのプレイヤーと対戦することもできます。各陣営は最大5人で構成できます。コンピューターを相手にするマッチではボットも登場します。大切なのは、Demigodの中心にあるのが2つの陣営による対戦だという点です。協力プレイではチームでAIと戦い、主なオンラインモードではプレイヤーチーム同士が対戦します。

前線が動き続けるチームアリーナ

各マッチでは、コンパクトなファンタジーアリーナで光の軍勢と闇の軍勢が戦います。高い位置から見下ろすカメラは調整でき、マウスでDemigodを動かし、キーボードショートカットでスキルやアイテムを使います。拠点間を進む軍勢は、ほとんどがAIによって操作されます。ポータルから出撃し、決まったルートを進んで中央で衝突するため、プレイヤーが近くにいるかどうかは関係ありません。ヒーローで戦闘に加わる、レーンを守る、チームに有利な目標へ向かうといった選択ができます。

拠点全体を建設して指揮しなくても、戦場は動き続けます。操作するのは1人のキャラクターなので、どこへ移動するか、どの敵を攻撃するか、いつスキルを使うか、ゴールドを個人装備とチーム全体の強化のどちらに使うかを考えます。軍勢がぶつかると、呪文や召喚した味方、または防衛タワーを越えるタイミングのよい進軍によって、Demigodが小競り合いを大きな戦闘へ変えられます。

主な目標は4種類あります。Conquestでは敵のシタデルを破壊します。Dominateでは、一定時間フラッグを保持したチームが勝ちます。Slaughterは倒すDemigodの数が目標になり、Fortressでは敵の要塞を破壊します。どのモードでもシタデルの破壊が決着につながるため、マップの制圧戦が敵拠点への攻撃に発展することもあります。目標が変わることで、同じレーンにとどまらず、アリーナのさまざまな場所を争うことになります。

フラッグは得点の目印だけではありません。種類によって、チームのマナ、スキルのクールダウン、経験値の獲得量、ヒーローの体力、増援などを強化できます。フラッグを確保すると戦争スコアも上がり、シタデルでの購入が解放されます。ほかの拠点には金鉱やポータルがあり、強力なアーティファクトを買える店もあります。チームがアリーナに散らばればより多くの恩恵を確保でき、まとまっていれば相手に奪われにくくなります。マップ上の拠点が、目の前の戦闘とチームの長期的な前進を結び付けます。

アリーナに立つRookの背後にスキルツリーが表示され、強化項目を選べます。

8人のヒーローと大きく分けた2つのタイプ

8人のDemigodはAssassinとGeneralに分かれています。Assassinは自身の戦闘能力を中心に戦います。Rookは重い攻撃とタワー建設スキルを持つ、歩く石の要塞です。Regulusは遠距離攻撃と罠を使い、Unclean Beastは毒をまきながら近接攻撃を仕掛けます。Torch Bearerは炎と氷の魔法を切り替えます。それぞれ相手への圧力のかけ方は異なりますが、試合前に決まったチームクラスを揃える必要はありません。

Generalは戦場に追加のユニットを送り込みます。Oakは近くの味方を支援し、倒れた増援をスピリットに変えられます。Sednaは回復能力を持ち、イエティを召喚できます。Queen of Thornsは植物の生物や防御スキルを使い、Lord Erebusはアンデッドを召喚して霧の雲に姿を変えます。Generalもヒーローとして戦いますが、追加の従者によって周囲の戦況が変わります。1人が直接ダメージを与える一方で、別の人が同じ前線に回復、召喚、妨害効果を加えることもできます。

通常の増援はGeneralの従者とは別の存在です。チームに属し、ポータル間の決まった経路を自動で進むため、プレイヤーが個別に指示することは基本的にできません。レーンを支え、ダメージを与え、倒されると経験値になります。Generalが追加ユニットを召喚しても、試合が従来型のリアルタイムストラテジーになるわけではありません。中心になるのはあくまでDemigodの操作で、従者の管理が加わります。

スキルと装備で毎試合の展開が変わる

各マッチはレベル1から始まります。敵ユニットの撃破、ほかのDemigodとの戦闘、目標の確保で経験値を得られます。レベルが上がるたびに新しいスキルを追加するか、既存の能力を強化できます。ヒーローごとにスキルツリーが異なります。氷に特化したTorch Bearerは敵を遅くして妨害でき、炎を選べば範囲に直接ダメージを与えられます。Rookは攻撃、防御力、自身が建てる構造物にレベルを使えます。1回のラウンドですべての強化を購入することはできないため、固定のキャラクタービルドではなく、そのときの戦況に合わせた構成になります。

ゴールドによって、もう1つの選択肢が生まれます。ヒーロー用のアーマー、移動速度、体力やマナの回復アイテム、より専門的なアーティファクトを購入できます。チームでシタデルに投資すれば、防衛設備や増援を強化したり、経験値ボーナスを得たりできます。敵の撃破や金鉱から資金を得るので、自分の強化とチーム全体の強化のどちらを優先するかが、協力プレイの一部になります。占領したアーティファクト店で選択肢が増えますが、強力なアイテムの一部は、チームがマップ上の特定地点を確保していることが条件です。

成長の大部分は現在のマッチ内に限られます。次の戦闘が始まるとヒーローのレベルはリセットされ、スキルや装備を改めて選びます。別枠のFavorシステムは複数のマッチにわたる成績を記録し、継続アイテム用の通貨を獲得できます。これらのアイテムは小さな初期ボーナスを与えて開幕の選択に影響しますが、中心となる成長要素はアリーナ内です。1人用のTournamentもあり、同じDemigodを使い続けながらボット戦を重ね、シリーズ全体でFavorポイントを競います。

ボットを相手にフレンドと協力

協力プレイをするにはカスタムマッチを作り、フレンドを同じ陣営に配置してコンピューター操作のDemigodと戦います。カスタムマッチではSkirmishの設定を使い、アリーナ、目標、チーム、ボットの難易度などを選べます。知らないプレイヤーで敵チームを埋めなくても、ヒーローを試したり一緒に戦ったりできます。Skirmishは1人でボットを相手に遊ぶこともできます。難易度はいくつか用意され、初期ゴールド、経験値、防衛設備、増援なども調整できます。

これは自由度のあるマッチ設定であり、専用の協力キャンペーンではありません。フレンドと一緒に進めるストーリーミッションの連続はなく、Tournamentもソロモードです。共通の目標は選んだアリーナのルールで決まります。フラッグの保持、敵ヒーローの一定数撃破、要塞の破壊、シタデルへの進軍などです。フレンドは同じチームで遊べますが、AIを相手にしてもゲームの通常の対戦ルールで戦います。

オンラインのSkirmishとPantheonは対人戦です。Skirmishはプレイヤーのレベルや希望に応じて自動的にマッチを探します。Pantheonでは光または闇の陣営に加わり、継続的な争いに参加します。これらのモードではフレンド同士が別陣営になることや、知らないプレイヤーと組まされることがあります。全員で同じチームにいたいなら、カスタムマッチが最も確実です。Demigodは同じローカルネットワーク上のコンピューター同士によるLANプレイにも対応しています。

グループで遊ぶ際の実用的な制約

オンラインプレイにはStardockアカウントが必要です。Demigodはプレイヤー同士をピアツーピアで接続するため、全員が互いに通信できる必要があります。NATやファイアウォールの設定が接続を妨げる場合があり、友達同士のプライベートマッチでも現在のサービスの安定性は不確かです。

Windows PC版はキーボードとマウスで操作します。オンラインプレイにはブロードバンド接続とStardockアカウントが必要です。LANでは各コンピューターを同じローカルネットワークに接続します。

派手なファンタジー世界のアリーナ戦争

Demigodの各戦闘は、神々の子孫がPantheonの座を争う戦いとして描かれます。物語は背景にとどまりますが、巨大な像、空中に浮かぶ建造物、要塞の壁、ポータル、重厚なヒーローが世界観を見せてくれます。カメラは戦場全体が見えるまで引いたり、キャラクターに近づいたりできます。呪文のエフェクトと実況が戦闘を劇的に演出します。物語よりも派手さが中心で、マッチの合間に世界を説明するキャンペーンではなく、神話的な舞台で戦うゲームです。

雰囲気を作るのは、操作する1人のヒーローと、その横を行き交う軍勢との対比です。Generalは通常の兵士にイエティ、スピリット、植物の生物、アンデッドなどを加えられます。AssassinはRookのハンマーやタワー、Regulusの翼や遠距離攻撃など、ヒーロー自身を戦いの見せ場にします。終盤には強化された増援や呪文がレーンを埋め、前進した先には敵のシタデルが目に入ります。ボット戦でもAIの軍勢が指示なしに進み続けるため、この大規模な流れは変わりません。

ヒーローのスキルを試したり、マップの制圧を競ったり、ボットを相手に協力したりする短いアリーナ戦を楽しみたいグループには、Demigodが合うかもしれません。PvPを遊ぶグループにも複数の目標があり、各陣営に最大5人まで参加できます。オンラインプレイにはアカウントと接続が必要です。ボット協力プレイはキャンペーンではなくカスタムマッチで行います。そうした条件が予定に合えば、ヒーロー戦、強化要素、自動で進軍する軍勢がアリーナごとに異なる展開を生みます。

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