本作の位置づけ
Heroes of Might and Magic: Olden Eraは、ターン制戦略RPGシリーズの公式前伝として、シリーズの源流に遡る内容を組み込んだ一本です。大軍を率い、強力な魔法で敵を崩していくのが基本の流れで、シングルでもマルチでも同じ土俵で戦えます。帝国づくり、ターン制の戦術バトル、RPG的なヒーロー育成が組み合わさっており、物語キャンペーンのほか、手続き生成のマップと手作りのマップの両方を選べます。Early Access中で、今後内容が変わっていく点は頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
ファクションと戦い方
選べるファクションは6つで、それぞれに固有のユニットとヒーローがいます。Templeの鎧をまとった騎士、Groveの精霊、Dungeonの火を吐くドラゴン、Necropolisの蘇った死体など、味方の性質がまったく違います。吸血鬼やリッチのような攻撃力は高いが脆いユニットを主力にするか、何度も反撃できるグリフインや突撃を決める騎士のような堅実な部隊を選ぶかで、戦い方は変わります。アクティブ/パッシブの能力で部隊を移動範囲外へ転移させたり、追加の兵力を召喚したり、相手の呪文や能力を妨害したりできます。戦場では4つの魔法系統から呪文を使い、ヒーローのスキルやアーティファクトと組み合わせて、弱いユニットでも強い組み合わせを組むことが可能です。
マップの歩き方
拠点は1つの町から始まり、建物を建ててユニットを雇い、ヒーローを増やしていきます。世界マップには資源や魔法の力、防御を助ける施設があり、最初に手に入れた方が有利になる地点も散りばめられています。1ターンあたりの移動ポイントは限られているので、井戸でマナを回復して先へ進むか、宝物を取るかで判断が分かれます。要所は強力な敵に守られていることが多く、先に落とした側が勝機をつかみます。山道や狭所、迂回路も地形として効いてきます。町を増やせば前線近くで兵を補充でき、守備隊も置けます。町ごとに建てる建物を変えると、その戦線に合う兵力を揃えられます。
フレンドと遊ぶときの前提
オンライン協力プレイとオンライン対戦、Remote Play Togetherに対応しているので、離れていても一緒に回合を進められます。100を超えるヒーローがそれぞれ初期兵力、スキル、呪文を持っており、同じファクションでも採用するヒーローで動きが変わります。マップは手続き生成のほか、開発者製とコミュニティ製の手作りマップ、ゲーム内マップエディターで作成したマップも用意されているため、対戦前にどのマップでやるかを決めておくと話し合いがスムーズです。単独でもオンラインでも同じシステムで回るので、慣れていない人がいる場合は先にシングルで戦闘と移動の感覚をつかむと、対戦時に迷いが減ります。