BOMBANANA! では、それぞれ異なる情報しか持たない3人で、ひとつの爆弾を解除します。爆弾を操作できても、装置は見えない人。マニュアルを読めても、声を出せない人。爆弾や仲間は見えても、声が聞こえない人。タイマーがゼロになる前に、3人で別々の手がかりを正しい操作につなげます。にぎやかでドタバタしたサルのパーティーに見えて、その中心にあるのは会話、観察、聞き取りを組み合わせるパズルです。

3つの役割、ひとつの問題

目の見えない役は、爆弾の前で操作する担当です。装置を調べて触れる一方、モジュールやラベルは見えません。他の役には、操作する人に足りない視覚情報があります。色、記号、位置、並び順などを、爆弾で実行する具体的な操作に置き換えて伝えます。

話せない役はマニュアルを持ち、声を出せません。ルールを読み、ジェスチャーやエモートで仲間に伝えます。身ぶりは、マニュアルの規則とともに、ふつうなら言葉で説明する情報を届けます。黙って見ているだけの役ではありません。ジェスチャーとルールの知識は、各パズルを解くために必要です。

耳の聞こえない役は爆弾や他のプレイヤーを見られますが、声は聞こえません。爆弾を操作する人とマニュアルを読む人をつなぐ、視覚的な連絡役です。装置の表示を見て、仲間の身ぶりを読み、必要な情報を伝えられます。ひとりが手がかりを見つけ、別の人がマニュアルの意味を読み取り、操作役が入力するという情報のリレーになります。伝言の途中で意味が変わっても、タイマーは進み続けます。役割を選ぶことも、割り当てをランダムにすることもできるので、チーム内で情報を渡す順番も変わります。

開いた爆弾を3匹のサルが囲み、テーブルには開いたマニュアルとケーブルモジュールが置かれている。

コミュニケーションが中心の仕組み

中心となる課題は、論理パズルを解くだけではありません。異なる3つの視点から得た情報を組み合わせます。目の見えない役、話せない役、耳の聞こえない役には、それぞれ情報上の制限があります。完全な答えを出すには、各自が見聞きした内容をつなげなければなりません。タイマーが切れる前に、モジュールの状態、対応するルール、爆弾での操作を一致させます。

マイクが必要なのは2つの役で、話せない役には必要ありません。ジェスチャーやエモートのほか、ビンタのような物理的なやり取りもあります。リアクションやお祝いをしたり、混乱した場面をさらに笑えるものにしたりできますが、連携の代わりにはなりません。声と身ぶりで素早くやり取りすることがパズルの中心なので、静かに遊びたいグループには合いにくいかもしれません。

モジュールを一緒に覚える

爆弾には、それぞれ異なるルールのモジュールが組み合わされています。爆弾の前にいる人はパズルを見て操作し、マニュアルを持つ人は信号やパターンの意味を調べます。3つ目の役は、その2つの視点の間で情報をつなぎます。下のケーブルモジュールでは、つながったケーブルの本数と点灯中のライトの色から、切るケーブルを特定します。耳の聞こえない役が表示を伝え、話せない役がマニュアルでルールを確かめて合図し、目の見えない役が手探りでケーブルを切ります。設定によっては、誤操作で許容ミスの回数を使ってしまいます。

キャンペーンでは、色スライダーや方向入力など、情報の受け渡しが必要なモジュールが増えていきます。後半の計算機では、最初の答えを出した後にもう一度マニュアルを調べる場合もあります。ピアノやスイッチを使うパズルもあり、ひとつの爆弾に複数種類のモジュールが組み合わさることもあります。方向パネルでは、目の見えない役が触覚式の点字番号を読み、耳の聞こえない役が点灯中のライトを伝え、話せない役がマニュアルで対応する方向を確かめます。色覚特性の異なる2種類に合わせて、物体やインターフェースの色を調整する色覚モードもあります。

共通の言葉づかいを作ることもパズルの一部です。記号、色、位置を、他の役が認識できる形で伝えなければなりません。誤操作は設定に応じてミスとなり、挑戦の失敗につながることもあります。ルールはプレイしながら覚えるため、序盤は爆弾とマニュアルが同じモジュールをどう表現しているか理解する時間も必要です。見た目は軽快ですが、タイマーがあるので混乱には結果が伴います。

役割ごとに、爆弾の操作、マニュアルの確認と身ぶり、視覚的な観察と伝達を分担します。その違いは、従来のクラス選択メニューの奥ではなく、パズルそのものに現れます。ユーモアは状況やサルたちの動きから生まれ、協力が必要なのは各役が他の人にはない情報を持つからです。

キャンペーン、エンドレス、カスタム

キャンペーンには手作りの30ステージがあり、進むにつれて難しくなります。爆弾を解除すると次のステージが解放され、作者が用意した挑戦が続きます。まずはステージを順に進めながら、基本の連携を身につけられます。同じ解き方の骨組みを保ちつつ、登場するパズルの組み合わせが変わる場合もあります。ひとつの配置を暗記するより、同じ役割分担で異なる組み合わせに対応する方法を覚えるほうが、キャンペーンの後半や他のモードでも役立ちます。

エンドレスでは、手続き的に生成されるウェーブ形式の挑戦が少しずつ難しくなります。決まった順番のキャンペーンを進むのではなく、プレッシャーが高まる中で次々と現れるウェーブに対応します。3つの役がどれだけ長く息を合わせられるか試す形式です。うまくいくかは、ひとりがパズルを暗記しているかだけでなく、3人が情報をきちんとつなげられるかにもかかっています。

カスタムでは、爆弾解除の条件を調整できます。爆弾の難易度、タイマー、モジュールの種類、環境の危険、許容ミス数を変更できます。負担の少ない練習向けの設定から、時間を短くしたり危険を増やしたりする高圧的な設定まで選べます。ただし基本の仕組みは変わりません。3人で、役割ごとに異なる情報制限を越えて情報を共有します。

開いたマニュアルには、つながったケーブルの本数と点灯中のライトの色から切るケーブルを選ぶルールが載っている。

爆弾はおとなしく待ってくれません

停電、視界を遮るもの、大きな音を立てる妨害などが、ミニバンや飛行機といった舞台に登場します。3人はただでさえ限られた情報をもとに連携するため、周囲の状況によって手がかりを見たり聞いたり、装置を操作したりすることがさらに難しくなります。みんなで立て直せば妨害が笑い話になることもありますが、大事な情報が見えなくなると時間を失う場合もあります。ラジオが割り込むイベントでは、物を投げて不具合を止められます。

役割ごとの制限に妨害が重なります。話せない役のジェスチャー、操作役の入力、音が聞こえない役の観察が、タイマーの進行中ずっと重要です。情報が伝わらないと時間を失い、爆弾の残り時間が尽きる前に誤操作をする危険が高まります。テンポは速いままですが、すべてのモジュールが同じ種類の問題ではありません。

ユーモアは、まじめな小さな作業をばかばかしい状況に置くことで生まれます。サル、爆弾、ジェスチャー、妨害、そしてチームの一人だけが読めるマニュアルがそろっています。失敗しても、仲間との笑い話になることがあります。それでもパズルには集中が必要です。タイマーが動く中、気軽に出入りできる背景用のパーティーゲームではありません。声と身ぶりがルールの一部なので、グループが使うコミュニケーション方法に参加しにくい人は、特にモジュールの呼び方に慣れるまで役割を果たしにくいでしょう。

3人のグループに合う?

BOMBANANA! は、会話が中心になる協力ゲームとドタバタした失敗を楽しめる、いつもの3人組に向いています。オンライン協力はちょうど3人で、2つの役にはマイクが必要です。話せない役は声を使いません。Steamのフレンド登録をしなくても、ルームコードかサーバーブラウザーから参加できます。WindowsとmacOSに対応し、コントローラーも使えます。タイマーのある声と身ぶりのリレーが中心なので、2人だけの夜や静かに遊びたいグループには合いにくいでしょう。

キャンペーンの各ステージには成績評価があり、お気に入りのステージを再訪して結果を上げる目標になります。失敗したときは、情報のリレーがどこで崩れたかを振り返れます。モジュールの見間違い、ジェスチャーの誤解、ルールと操作部の取り違えが原因かもしれません。

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