銀河規模のリアルタイム4X戦略
Sins of a Solar Empire IIは、ターン制を使わず、すべてをリアルタイムで進める4X戦略の続編です。戦闘も帝国運営も同じ時間軸で進行し、戦闘画面に入り込むことも、そのまま銀河全体を見渡すことも、その場で切り替えられます。惑星や小惑星、衛星は常に公転しており、銀河の形は少しずつ変わり続けています。その先の動きは最大1時間先まで確認できるので、戦線の移り変わりを事前に読んでおけます。
主人公は皇帝であり戦場の指揮官でもあります。勢力は6プレイ可能。基本の種族はTEC、Vasari、Adventの3つで、それぞれに固有の開始条件、ユニット、能力、技術が用意されています。さらにサブファクションによってプレイスタイルは分かれます。TEC: Primacyは排他的で攻撃重視、Vasari: Exodusは惑星を破壊して機動的な帝国を支える、といった違いがあります。
戦いの作り方
戦闘は細かくシミュレートされています。砲塔はピッチと旋回速度を持ち、狙い方を工夫する必要があります。ミサイルは船体に阻まれたり、ポイントデフェンスで撃墜されたりします。シールド、アーマー、船体ポイントの仕組みも分かれているため、ユニット選びと配置の判断がそのまま結果に響きます。
具体例としては、射程の長いクルーザーの前にフルク砲艇を進めて爆撃機やミサイルを迎撃するスクリーン、高速の軽快な船で大型艦の鈍い砲塔を翻弄するスワーム、ローグ小惑星に第二艦隊を組成して背後に回り込む奇襲など。タイタンで自星基地へのミサイルの射線をさえぎる防御も可能です。
銀河の構造が動くため、惑星の軌道が敵の後方をさらうタイミングを突く、といった動きも通じます。Minor Factionに影響力を注いで国境を固めたり、期限付きの同盟で裏切りを防いだりする外交・影響力の面も戦術に組み込めます。
帝国を回す部分
TECは貿易に強く依存し、取引資源の配分を随時調整して経済を最適化します。Vasariはフェーズ・レゾナンスを回収する構造物を配置してフェーズ操作の効果をカスタマイズ。Adventは人口の集合意志「ユニティー」を発動し、全体効果を解放します。
管理面では、惑星と船を一箇所で解析・改造・アップグレードできます。Intelligent Constructionは要求した項目に必要な前提条件をまとめてキューに積むので、途中の作業を手で追わなくて済みます。艦隊側では要望した増援が最適な工場で自動的に生産され、指定した艦隊まで集結します。惑星地表、主力艦、タイタン、星基地は種族や惑星タイプ固有のアイテムでカスタマイズできます。
始める前に知っておくこと
本作はPvPとオンライン協力に対応し、単独で遊ぶこともできます。ターン制や戦闘画面への切り替えはなく、すべてがリアルタイムで動く点は基本ルールとして押さえておきましょう。習熟の手助けとしてチュートリアルが用意されています。
初期の勢力はTEC、Vasari、Adventの3種族で、それぞれに固有の帝国システムを持ちます。どのサブファクションを選ぶかで開幕の資源や趣向が変わるため、味方と役割を決めてから始めたほうがぶつかりにくくなります。Premium Editionの追加コンテンツは、提供が決まり次第順次配布されます。