Plague Inc: Evolvedでは、あなたと友達が「人類より先に2つの病気を世界へ広げる」という共通目標に挑みます。Co-opは2人用のオンライン戦略モードで、協力型のストーリーキャンペーンではありません。それぞれ別の病原体を操作しますが、世界規模の感染に対しては同じチームです。PC版はオンライン専用なので、同じ画面を囲むのではなく、別々のコンピューターとインターネット接続が必要です。
基本の流れは説明しやすくても、思い通りに進めるのは簡単ではありません。病原体はPatient Zeroから始まり、感染が国から国へ広がるなかで、あなたは感染経路を進化させ、人類の対策に対応します。友達と協力して人口を感染させ、勝利に必要な数の死者を出すことが目標です。その間、各国政府は交通路を閉鎖し、治療薬を研究し、世界で起きていることに反応します。感染者数が上がり、ニュースが新しい出来事を伝えるマップでは、治療薬の進行によって穏やかな序盤が突然の競争に変わることもあります。
2つの病気で同じゴールを目指す
Co-opの大きな特徴は、世界が1つではなく、同盟関係にある2つの病原体に直面することです。あなたと友達は別々の開始地点を選び、それぞれの病気を進化させます。どちらの努力も人類への感染につながります。同じマップを交代で操作するのではなく、関連する脅威を同時に管理し、別々の進化を選びながら共通の勝利条件を目指します。
Co-opでは、通常の病気を2つ同じ陣営に置くだけでなく、協力プレイ向けに特性が作り直されています。2人で使う新しい遺伝子とアクティブ能力も追加されています。あなたと友達は別々の開始地点を選びます。世界の反対側から始め、一方を暑さに強くし、もう一方で裕福な国を狙うことも、早く発見される可能性を下げるため近くから始めることもできます。これは選択肢であり、決まった開幕や役割ではありません。感染が広がり始めると、アクティブ能力が特性の進化以外の選択肢を加えます。Unscheduled Flightはその一例です。ほかにも、特定の場所で感染力や致死性を高める能力があります。どの特性を進化させるかだけでなく、地図上のどこで能力を使うかも選択になり、各国の状況や治療薬研究も変化し続けます。
2つの病気は直接影響し合うこともあります。自分の病原体が弱くなっても、友達が治療薬を避けるのを助けたり、友達の感染力の一部を自分の病気に移したりできます。前者は自分の病気を犠牲にして仲間を支え、後者は感染力を自分側へ移す選択です。これは2つの疫病が同じ地図に現れるだけではない、共通目標の中の具体的なトレードオフです。こうした病気の仕組みが協力プレイに関わりますが、ゲームが一方に恒久的なサポート役を割り当てたり、毎回犠牲を求めたりするわけではありません。それぞれが別の病気を進化させ、2人の貢献が共通の結果につながります。
人類の対応によって、選択には期限が生まれます。治療薬の研究が進むほど、2つの感染が目標に届くまでの時間は短くなります。研究所はより大きな脅威を優先するため、プレイヤーの病気が危険になるほど、そちらに多くの対策が向けられることがあります。片方の成功が、2つの病気に対する圧力を変えるため、チーム内にも緊張が生まれます。協力はしますが、体力ゲージや強化ツリーをひとつ共有するわけではありません。
パンデミックは戦略レイヤーと短いニュースの流れとして描かれます。世界地図には感染と死者が示され、ニュースでは出来事や政府の対応が伝えられます。ある病気が新しい地域に到達している間にも、別の場所では治療薬の研究が進みます。グラフやカウンター、ゲーム後のリプレイが、こうした状況を追いやすくします。人物ドラマというより、状況表示画面を眺める感覚に近い見せ方です。臨床的な用語や徐々に不穏になる見出しが、乾いたユーモアも交えて重い題材を表現します。プレッシャーが終わった後はリプレイで、感染が地図をどう進んだか、治療薬との競争がどう展開したかを落ち着いて確認できます。人物を中心にした物語にはなりませんが、Patient Zeroから結果まで、みんなで進めた一戦の流れが見えるようになります。大きな目的が同じでも、各回には違った展開があります。
マップの変化に合わせて病原体を進化させる
病気は少数の特性から始まり、感染の拡大やイベントによってDNAポイントを獲得します。ポイントを使って感染経路、症状、能力を進化させます。それぞれの分類は役割が異なります。感染経路は広がりを助け、症状は致死性や発見されやすさに影響し、能力は環境や対策への適応に使われます。どの病気やシナリオにも通用する万能の構成はありません。選べる進化、開始地点の地理、世界の反応速度が一戦ごとの展開を形作ります。
地理もパズルの一部です。国によって気候や豊かさが異なり、交通路を通じて感染が国境を越えることがあります。複数の地域に感染が届いても、孤立した場所が健康なままなら問題は残ります。政府は港や空港を閉鎖することがあり、治療薬が進む一方で地図に埋めにくい空白が残るかもしれません。2つの病気は異なる経路を進めますが、相手の感染が取り残した地域すべてに自動で届くとは限りません。
突然変異が予測できない展開を加えます。感染の進行に合わせて、直接購入していない特性が現れることがあります。特性を退化させてポイントを戻すこともできますが、病気が早くから発見されたり、死者を増やしたりすると、より強い対策を招く可能性があります。感染拡大の準備、対策への適応、終盤への移行のあいだで判断が続きます。各システムは理解しやすくても、接戦では相互に影響します。同じ地図を見ている間に、複数のカウンターや世界の出来事が変わることもあります。
Plague Inc: Evolvedには複数の病気タイプとシナリオがあり、ルールによって各対局で求められることが変わります。Co-opは別個のマルチプレイモードで、2人が同盟する病原体を広げ、共通の目標を目指します。より広いシナリオやカスタムコンテンツでは、同じシミュレーションを別の形で楽しめます。
緊張感があり、展開が揺れ、意図的に難しい
Co-opは短い固定ステージや、結末が保証されたシナリオではありません。ゆっくり始まっても、治療薬が近づくと急に忙しくなる戦略ゲームです。序盤の感染が順調でも、未感染国がいくつか残ったり治療薬が予想以上に早く進んだりすると、リードが崩れることがあります。後半には地図が感染で埋まっても、共通目標を達成するだけの致死性が足りない場合があります。長く続いた有望な一戦に負け、別の判断と世界の反応で再挑戦することもあります。
仕組みの変化を見守り、新しい情報に合わせて進めるのが好きなグループには、このリズムが合います。人物中心のキャンペーン、途切れないアクション、明確な協力ステージの連続を求めるなら、相性は低めです。護衛する生存者も、達成するCo-opミッションもありません。変わるマップとニュースで語られる、この感染拡大の歴史が共有する物語です。素早い反射神経より、複数のつながったシステムを追うことが求められます。
Co-opには複数の難易度があり、マルチプレイヤーAIでビルドを練習することもできます。これは友達との2人プレイとは別の選択肢で、難易度を変えても共通の目標は変わりません。詳細な統計と試合後のリプレイを使えば、勝敗だけでなく、2つの感染がどう広がり、治療薬の圧力がいつ強まり、それぞれの病気が結果にどう影響したかを確認できます。感染が国から国へ広がるにつれて新しい研究所が現れ、対応も地図上で移り変わります。序盤の好調が安定した優勢につながるとは限らず、リプレイでは状況が変化した時点を振り返れます。こうした機能は各回を比較し、次の挑戦を考える助けになりますが、Co-opは決められたステージを進むキャンペーンではありません。
オンライン協力と対戦モードは別
ゲーム内ではCo-opとVersusが分かれています。Co-opでは2つの病気が人類を相手に協力します。Versusは対戦モードです。それぞれが病気を操作して世界の支配を目指し、相手の病原体が進行を妨げる仕組みもあります。どちらも世界地図上で病気を進化させますが、目標は正反対です。Versusでは友達は仲間ではなく対戦相手です。一緒に勝ちたいならCo-opを選びましょう。
Co-opの招待には、ゲームのマルチプレイサービスとSteamのフレンドリストを使います。
Mac、Windows、Linux版どうしでCo-opをプレイできます。別版のモバイル版にはマルチプレイがありません。
Co-opの魅力は少し変わっています。あなたと友達は最も危険な病原体を競うのではなく、2つの同盟病原体に世界がどう反応するかを見守ります。治療薬で展開が逆転することもあり、地図はその結果を示します。共通の世界目標を持つ2人用オンライン戦略ゲームを探しているグループには、そこが魅力です。