Crypt of the NecroDancerでは、音楽に合わせてダンジョンが動きます。基本版は同じ端末で友達と遊ぶローカル協力プレイに対応しており、最大2人で楽しめます。拡張コンテンツのSynchronyを追加するとローカルは最大4人になり、最大8人のオンライン協力プレイが加わります。この人数は別々の上限です。オンラインの最大8人に、さらにローカルの4人を足せるという意味ではありません。どのモードでも、ビートがルールの一部です。敵が同じ部屋を動き回る中、タイミングを合わせて移動し、攻撃し、向きを変えます。
ビートを刻むダンジョン
毎回、格子状に区切られた部屋の組み合わせを進みます。基本操作はシンプルです。方向を入力して1マス移動し、音楽のビートに合わせて行います。攻撃や敵の多くの行動も同じリズムに沿います。待ちすぎたり、ビートを外したり、思っていた方向と違う入力をしたりすると、リズムの連続が途切れたり、危険な位置に出てしまったりします。自分の行動と敵の反応が別々のターンで進むわけではありません。部屋全体がビートごとに動きます。
この共通のタイミングが、一般的なダンジョン探索ゲームとは違う手触りを生みます。世界が止まっている間にメニューを選ぶのではなく、音楽が流れ続ける中で敵の動きを読み、次の一手を決めます。ビートに乗った行動を続けるとグルーヴの倍率が上がるため、穏やかな通路も小さなタイミング勝負になります。敵にはそれぞれ異なるリズムと移動パターンがあります。スケルトンは2拍ごとに進んでくるかもしれませんし、ドラゴンは攻撃範囲や接近方法に応じた対処が必要です。敵がマスをどう使うかを覚え、パターンに隙ができたときに移動したり攻撃したりします。
サウンドトラックは戦闘に重ねた飾りではありません。行動の基準になるはっきりした拍があり、視覚的なビート表示も利用できます。一定のリズムは複雑な部屋を読みやすくしますが、敵の多い戦闘では同じテンポが緊張感にもつながります。ビートを自然に追うのが難しい場合は、アクセシビリティ設定や時間制限のある入力をなくす設定があります。ただし、ゲームの中心となる挑戦も変わります。基本版はキーボード、コントローラー、USBダンスマットに対応しているため、方向キーを押す遊び方も、音楽に合わせて体を動かす遊び方もできます。
ラン、ゾーン、永続アップグレード
メインのランでは4つのゾーンを進み、それぞれ異なる敵、部屋の構成、武器、危険が待っています。部屋は挑戦ごとに組み直されるので、決まったルートを覚えるだけでは進めません。ゴールドや装備を集め、武器の射程や防御アイテムを見比べ、ボスの攻撃パターンを読みます。ボス戦では次の1拍より先まで動きを予測する必要があります。たとえば槍は短剣より遠くまで届きますが、どのマスが安全か、次の敵がどう動くかによって使いどころが変わります。
倒されるとそのランは終わりますが、すべての進行状況が消えるわけではありません。ダンジョンで集めたダイヤは永続アップグレードや後のランで使える装備の解放に使われます。次回は選べる道具が増えますが、次の部屋が簡単になる保証はありません。繰り返し挑戦する長期的な目的ができても、その場の判断には危険が残ります。新しい武器で攻撃範囲が変わっても、敵の多い部屋でタイミングを外した一歩を取り戻すことはできません。
装備を使うときはマス目にも注目します。短い武器は隣接した敵に向いているかもしれませんし、射程の長い武器なら空いたマスの向こうから攻撃できる場合があります。防具やほかのアイテムはミスの代償を軽くしますが、敵が順番を待ってくれるわけではありません。武器がどのマスに届くか、次の移動で敵の攻撃範囲に入らないかを把握する必要があります。画面はコンパクトでも、位置取りはビートと同じくらい重要です。
ゴールドとダイヤは役割が異なります。ゴールドは現在のランで役立ち、ダイヤは次の挑戦に向けた永続解放に使います。すべての部屋が長期的な進行につながるとは限らなくても、すぐに得られる利点のために少し危険を冒せます。早い段階でランが終わっても装備解放に貢献する場合がありますが、次の降下では新しい部屋と敵のパターンが待っています。
ダンジョンの進み方はいくつかあります。標準モードはゾーンを順に進み、別のモードでは特定のエリアに集中したり、追加条件に挑んだりできます。デイリーチャレンジやランキング用のチャレンジは同じ条件で記録を比べる機会になり、レベルエディターやWorkshopのコンテンツではプレイヤー制作の部屋やルールも遊べます。プレイ可能なキャラクターは15人、楽曲は40曲以上で、サウンドトラックのリミックスも複数収録されています。見た目だけの変更ではありません。キャラクターによって基本リズムや戦闘ルールが変わり、慣れた部屋でも違う判断が求められます。
デイリーチャレンジでは、全員が同じ条件に挑むため、どこまで進めたかを友達と比べられます。メインの協力プレイを対戦モードに変えるものではなく、同じリズムと部屋のパズルを別の形で楽しむ機会です。自作の部屋やWorkshopのコンテンツで遊びの幅は広がりますが、コミュニティ制作の挑戦は作り手によって難しさや質が異なります。
キャラクターごとにルールが変わる
NecroDancerはタンク、ヒーラー、ダメージ役のような固定クラスに分かれていません。代わりに、キャラクターごとに異なる制約があります。基本の冒険者はビートに合わせて移動し、武器で戦いますが、ほかのキャラクターはそのルールを変えます。Bardはビートに縛られず自由に動けますが、Doveは攻撃できず、敵を避けて生き残る必要があります。誰か一人に固定のサポート役を任せなくても、キャラクター選びがプレイに影響します。
協力プレイでは、友達と同じダンジョンのランを進み、同じ部屋や敵のパターンに向き合いながら音楽についていきます。重要になるのは、空間とタイミングです。一人の移動で空くマスが変わることがあり、敵のリズムはそれぞれ読み続けなければなりません。特定のクラスだけが鍵となる能力を持つパズルではありません。キャラクターごとのルールが重なる、共通のタイミング勝負です。
ボスが出る前の序盤から、部屋の中はにぎやかです。自分のビートを追いながら近くの敵を確認し、友達のキャラクターがどこへ動けるか、どこから攻撃できるかにも目を配ります。部屋が混み合うほど、同じ連携がより難しくなります。タイミングを外した一歩はマス目にすぐ表れ、すべての行動を話し合う時間はあまりありません。ゆったりしたアクションゲームというより、敵のパターンを覚えて何度も挑戦したい友達に向いています。
ローカルとオンラインは別の遊び方
基本版のローカル協力プレイは、同じコンピューターを使う2人向けです。キーボードとコントローラーに対応し、USBダンスマットも使えます。Synchronyを追加するとローカルは4人までになり、オンライン協力と対戦モードも加わります。オンラインは最大8人です。Synchronyは別売りの拡張コンテンツなので、ネイティブのオンラインプレイを予定するなら、全員が対応するエディションとバージョンを用意しているか確認しましょう。
Synchronyは対応するPCプラットフォーム間のオンラインプレイにも対応しています。プラットフォームをまたいで非公開の部屋を作る場合、現在の設定では公開ロビーにパスワードをかけます。友達は同じ部屋を見つけられ、検索する全員に開放する必要はありません。拡張コンテンツにはロビーブラウザーと検索フィルターもあり、すでにフレンドリストにいる人だけを招待する形に限られません。ただし、接続状況や参加のしやすさには差があります。「最大8人」は対応人数の上限であり、大人数のロビーがいつも快適に動く保証ではありません。
Steam Remote Play Togetherも遠くの友達と遊ぶ方法ですが、ホストのコンピューターからローカルプレイを配信します。ゲームにネイティブで用意されたオンラインモードとは異なります。友達がSynchronyを持っていない場合は、この違いが重要です。基本版のローカルセッションを配信することと、拡張コンテンツのオンラインロビーに参加することは別で、遠隔操作の感触はホストの接続やコントローラー設定に左右されます。ネイティブのオンライン協力を遊ぶならSynchronyのマルチプレイロビーを利用します。
モード選びは人数と同じくらい大切です。2人なら基本版のローカルモードから始められますが、同じ場所にいる大人数にはSynchronyが必要です。別々のコンピューターで遊ぶ友達には拡張コンテンツのオンラインモードがあり、Remote Play Togetherはローカルセッションを配信します。ローカルとオンラインの上限は別々で、混合グループの合計人数は示されていません。数字を足し合わせないようにしましょう。
ビートを楽しめる人に
リズムゲームやパターンを読む遊び、ミスのあとにランをやり直すことが好きな友達に向いています。印象に残るのは、小さくても分かりやすい判断です。敵の進路を避ける、武器が届く位置まで近づく、危険なマスを渡れるビートを待つ。音楽が判断に即時性を与え、マス目が状況を具体的にします。失敗の理由は分かっても、次の挑戦には練習が必要です。
難しさはゲームの一部です。深く進むほど敵は手強くなり、ランは途中で終わり、永続解放を重ねてもタイミングの要求はなくなりません。わざと難しくしたりリズムを変えたりするキャラクターもいます。キャラクター一覧は選択肢であると同時に、挑戦の集まりでもあります。長い物語のキャンペーンや、慣れるまで寛容なアクションゲームを友達が求めているなら、このクリプトは厳しく感じるかもしれません。短い挑戦、明確なルール、戦闘を形作る音楽が好きなら、一緒に学べることがたくさんあります。