A Valley Without Windでは、仲間と一緒に広大な横スクロール型の世界を冒険します。洞窟へ向かう道中が、装甲した怪物との戦闘や救出任務、クラフト素材探しに変わることもあります。オンライン協力プレイとLAN協力プレイでは、ひとつの永続する世界を共有し、嵐を押し返し、入植者を救い、Overlordを弱体化させていきます。人数を考えるときは、実際にテストされた8人を目安にするのが安全です。自分たちでホストすれば、さらに大きなセッションも設定できますが、快適に動くかどうかはサーバーと接続環境によって変わります。
ひとつの世界に、いくつもの進み方
Environは大陸、地域、建物、洞窟、トンネルが組み合わさった、手続き生成の世界です。決められた順番でステージを進む必要はなく、マップを自由に歩き回れます。ある地域ではミッションの場所が表示され、別の地域では難所の先に洞窟への通路や隠し物資が見つかるかもしれません。マップにはその地域のOverlordも示されています。今のキャラクターでは生きて帰れないほど強くても、その砦はいつでも目標のひとつです。
この自由なルートは、常に同じ部屋に集まっていなくても世界を一緒に進められるため、グループにも向いています。ミッションを並んで進めたり、地域の別ルートを調べたり、集落に戻って装備を変えたりできます。ゲームではワールドサーバーを立ち上げ、仲間がそこへ接続します。同じ世界をソロでもマルチプレイでも使えます。製品版ではクラフト素材はプレイヤーごとに管理され、大陸をまたいで使える各自のストックになります。つまり、全員が自分の呪文に必要な材料を集めます。同じ洞窟を探索して発見を共有できますが、誰かひとりの収穫で全員分のレシピをまかなうことはできません。
共有世界では、さまざまな目標に取り組めます。ワールドマップのミッションでは呪文のジェムを獲得でき、秘密のミッションにはガーディアンの力を使う巻物が隠されています。探索では素材や装備も見つかります。単純な戦闘任務もあれば、隕石が降るなか補給物資を守ったり、危険な下降を生き延びたり、次々と現れる怪物をかわしながら生存者を出口まで護衛したりする任務もあります。内容も報酬もそれぞれ違うので、場所のわかっているミッションを選ぶことも、未踏の地域へ寄り道することもできます。
大陸のミッションをすべて終えても、Overlordへの道のりは続きます。大陸ごとの進行は4人の副官から始まり、そのひとりを倒すと通常の地域が危険になる一方で、Overlordは弱体化します。集落も冒険を支えてくれます。救出した生存者には魔法に関わる職業があり、訓練したり住まいを用意したり、物資を集めたりOverlordを弱らせたりする遠征へ送り出せます。選択の結果は次の旅にもつながります。自分たちの装備を強い呪文で整えるか、後の遠征を助ける共同体を育てるか、どちらにも時間を使えます。
共有世界で、それぞれのキャラクターを育てる
各プレイヤーは、入れ替わるキャラクター一覧からグリフベアラーを選び、ひとりの冒険者を操作します。装備、エンチャント、呪文によって移動、ジャンプ、戦闘の感覚が変わります。壊れた洞窟を渡るために追加ジャンプや移動手段を備える構成もあれば、遠距離魔法や別の属性を重視する構成もあります。呪文やエンチャントは探索で見つけたり、ミッションで獲得したり、素材から作ったりします。新しい装備を手に入れると、いったん手を止めて能力の組み合わせを考える時間が生まれることもあります。
タンクやヒーラー、必須クラスの固定枠はありません。各自が見つけた、あるいは作った呪文や装備、エンチャントでグリフベアラーを組み立てます。一部の建物やガーディアンの力は大陸全体に影響しますが、クラフト素材はプレイヤー別に保管され、作った呪文も作成者のものです。そのため、同じ世界を探索しながら別々の能力を伸ばせます。部屋に入ったプレイヤー数に応じて敵の体力が調整されるので、ボスに一緒に挑むと、ひとりで入るときより厳しい戦いになります。
グリフベアラーが倒れても、世界はそのまま続きます。そのキャラクターは失われますが、プレイヤーは別のキャラクターを選び、集落やマップの進行状況を保った同じ世界を探索できます。弾幕の激しい部屋などでは難しいミッションが中断されることもありますが、グループ全員がキャンペーンの最初に戻されるわけではありません。
その継続する世界によって、協力プレイは長い旅になります。Overlordを倒すと、さらに広い大陸が開き、より強い敵や新しい地域が待っています。大陸間で引き継がれる要素もあれば、使える呪文のように、新たなミッションを通じて再び整える要素もあります。ひとつの完結したキャンペーンを終えて歴史を捨てるのではなく、前の大陸にも戻って同じ世界を形作り続けられます。
遠征を支える集落
集落はワールドマップに小さな戦略要素を加えます。救出されたNPCには木材、石材などの物資を集める職業があります。建物は仕事や暮らしの場所となり、住民の気分や技能を支え、大陸全体に及ぶ効果を解放します。職業の技能が上がるほど遠征の成功率と住民の生還率も高まります。訓練を積んだ共同体は、皆が別の場所を探索している間にも、集落の物資を集めたり遠征でOverlordを弱らせたりできます。
集落の管理はアクションとつながっています。防風施設は近くの地域から嵐を押し戻し、マップの新しい場所を歩けるようにします。別の建物は食料を用意したり、特定の職業を助けたりします。ガーディアンの力で地域を選んでミッションを作ることもでき、物資集めや救出が敵地への遠征になります。建物の管理にあまり時間をかけたくないグループでも、集落の難易度は戦闘やプラットフォーム部分とは別に調整できます。
救出ミッションは、戦闘と共同体の成長がどう結びつくかをよく表しています。洞窟や建物に入り、捕らわれた生存者のところまで戦いながら進み、怪物の巣から新たな敵が送り込まれるなか出口まで護衛します。救出に成功すればNPCが集落に加わり、倒されればその機会は失われます。通路の奥にある報酬箱を開けるだけではなく、救った人が後の遠征を助けるネットワークの一員になります。
奇妙な世界と自由なテンポ
森、無人の町、廃墟、洞窟、時代の異なる風景を継ぎ合わせた場所を、視点は二次元のまま進んでいきます。ロボットや魔法、見覚えのある家の一室が同じ景色に並びます。日常の痕跡が残る世界は寂しく不穏な雰囲気ですが、今では嵐や怪物、Overlordの軍勢が支配しています。呪文の効果が暗い洞窟を鮮やかに照らし、サウンドトラックはレトロなゲーム音と落ち着いた雰囲気を組み合わせています。
課題への取り組み方には余地があります。プラットフォーム、戦闘、集落運営の難易度を別々に下げられ、多くの目標には複数の解決方法があります。移動能力の強化によって足場を作ったり、遠くへ跳んだり、別の方法で移動したりできます。ミッションやクラフトにも、より強い呪文を手に入れる別ルートがあります。進行すると敵やミッションのランクも上がるため、以前は危険だった場所が楽になる一方、新たな脅威が現れます。
ただし、自由さには代償もあります。大きなシステムがわかるまでには覚えることが多く、チュートリアルやゲーム内の説明ページがあっても、地域マップ、ミッションの種類、クラフト素材、集落の職業、難易度設定、遠征が最初は別々のゲームのように感じられるかもしれません。任務は繰り返しに感じられることがあり、把握しにくいマップや、手間に見合わないと感じる報酬もあります。探索、カスタマイズ、集落づくりがひとつになった独特さが、このゲームの魅力です。簡単な目標を短時間で済ませたいグループには、もう少し時間と読み込みが必要な世界です。
手続き生成の世界と、より大きな大陸へ進む構成には続ける理由がありますが、見慣れた任務も再び登場します。目標はミッションごとに異なり、新しいランクでは強い敵や呪文の選択肢が増えますが、中心にあるのは横スクロールの戦闘と探索です。集落の安全圏を穏やかに歩く時間から、無数の弾やボスに囲まれた激しい戦いまで、雰囲気も変わります。短く筋書きの決まった協力ストーリーを求めるグループより、広く風変わりなサンドボックスを探索したい仲間に向いています。
サーバーとグループ人数
PC版はオンライン協力プレイとLAN協力プレイに対応し、クロスプラットフォームのマルチプレイもできます。オンラインまたはLANで共有ワールドのサーバーに接続します。同じPCで一緒に遊ぶ必要がある場合は、ゲームを選ぶ前にその方法が可能か確認してください。ソロで作成したワールドを使ってサーバーを起動し、インターネットまたはローカルネットワークから接続できます。参加しやすい公開サーバーが見つからない場合は、グループで自分たちのワールドをホストできます。参加者は全員ライセンス済みのコピーが必要で、専用サーバーはゲーム本体とは別に動かせます。
実際にテストされたのは8人規模で、これが確定した最大人数というわけではありません。サーバー設定では上限を最大200人まで増やせますが、大人数で安定して遊べるかはホストのハードウェアやネットワーク環境によって変わります。数人の仲間なら、オンラインまたはLANサーバーで始めやすい構成です。部屋に入った最大人数に合わせて敵の体力が上がるため、人数が増えると戦闘も厳しくなります。
最低要件は控えめです。1.6 GHzのプロセッサー、2 GBのメモリー、1024 × 1024のテクスチャを扱えるグラフィックカードが必要です。PC版はWindows、macOS、Linuxに対応し、クロスプラットフォームのマルチプレイも可能です。コントローラー対応は一部に限られるため、キーボードとマウスの使用が無難です。画面の情報量が多く、ヒントやマップを確認する場面もよくあります。
仲間たちはひとつの永続する世界と集落を形作りますが、クラフトは個人単位です。それぞれ自分の素材を集め、使う呪文を選びます。救出した生存者によって集落のできることが変わり、大陸を越える道も開いたままです。連動するシステムを備えた大規模なサンドボックスが好きな仲間に合いますが、短く筋書きの決まったキャンペーンを求めるなら、もっと焦点の絞られた作品が向いているかもしれません。