王道の農場RPGを、ふつうに「共同生活」として

Sun Haven は、畑を育てる農場シミュレーションを土台に、RPGの要素を重ねたゲームです。開拓したばかりの土地を畑や家に変え、季節ごとに作物を植え、動物を飼い、町の人たちと付き合いながら進みます。ただし体力バーはなく、時間と天候、作物の管理で一日を過ごす作りになっています。城下町の Sun Haven だけでなく、エルフの森 Nel'Vari、モンスターの街 Withergate、水底の The Brinestone Deeps の4つのエリアを歩き回り、それぞれの町の作物、アイテム、レシピに触れることになります。

最大8人のオンライン協力プレイに対応しており、同じ農場で友達と作業を分け合えるのがこのゲームの軸です。一人で静かに育てることもできますが、農具のカスタマイズ、家や納屋の装飾、家具のやり取りなどはマルチプレイヤーでもそのまま使えるため、グループで「どの家を作るか」「誰が何を育てるか」と分担しながら進むとゲームの幅が広がります。同じキャラクターを使い回した場合でも、インベントリと経験値は単独プレイと共有されるので、友達の部屋に合流したあとでも自分の進行は失われません。

キャラクターづくりとグループの関わり方

はじめる前に一度、キャラクターの設定に手を入れておきたいところです。7つの種族、10種の初期職業、服・髪型を含む多数のカスタマイズ要素があり、最初に決めた見た目はプレイの途中でも Sun Haven Salon で変更できます。グループで遊ぶときに「自分の分身として育てたいキャラ」を決めておくと、後から農業に全振りすることも、戦闘主体にすることも自由です。

セーブデータはシングルプレイとマルチプレイヤーで共通のため、自分だけで進めている農場を、そのまま仲間の部屋に持ち込めます。つまり「自分の進み具合を保ったまま、友達の世界に挨拶に行ける」形です。家や納屋、家具は複数あるものなので、友達とどこに住むか、どの部屋をテーマ別に飾るかといった作業が自然に生まれます。ゲーム内の設定で1日の長さや天候効果、収穫を食べる害虫などの有無を調整できるため、全員のプレイ速度や好みに合わせた遊べ方を揃えられる点もグループで始めたときに助かります。

畑からボス戦まで、分担できる幅が広い

遊び方は農場に偏りません。約130種類の魚が釣れるミニゲーム、40を超える作業台を使うクラフト、鉱山を掘り進む採集、4つの町に広がる戦闘と探索があります。武器も剣・クロスボウ・杖・魔法と多様で、武器と防具のアップグレード、食べ物による最大能力値の補強、スキルツリーでの成長が用意されています。さらに Combat Arena では、自分や友達とボス戦に挑める仕組みがあり、報酬を得ることもできます。

つまりグループで遊ぶなら、「農業担当」「鉱山担当」「戦闘担当」と役割を切り替えるように進めると、各自のスキルを伸ばしながらも同じ農場に成果が残ります。スキルツリーは戦闘・探索・農業・釣り・鉱山の系統があり、それぞれの分野を伸ばすとキャラクターの方向性が大きく変わります。ゲームの設定には農業用の呪文が含まれ、作業台や魔法を組み合わせて農場を効率化できるのも特徴です。

人との関係も、このゲームの主役のひとつ

町の人23人との関係づくりやロマンス、結婚、家庭形成までが用意されており、贈り物や会話、イベント、クエストを通じて関係を深めていきます。ゲーム世界のシナリオには多数の会話が含まれ、各地で見つかる秘密や謎解きを重ねながら、自分の選択が物語の流れに影響する作りになっています。

友達と一緒に遊ぶときには、誰がどの町を優先するかを決めておくとスムーズです。Sun Haven には季節ごとの行事や祭りがあり、その期間にだけ手に入るペットや家具などの限定品があるため、グループでカレンダーを共有しながらイベントに合わせて集まるのもおすすめの進め方です。釣りで集めたものは売却・調理・博物館への寄贈・贈答・クエストへの使用などに使え、鉱山で得た素材は武器や防具のアップグレードに回せます。博物館への収集も組み入れておくと、農業や戦闘を手がけたグループ全体の「集めた成果」を見比べられるようになります。

はじめる前に決めておくと安心なこと

最初に大きな課題を決めてしまうと、後からグループでスムーズに進めやすいです。たとえば、どのエリアを先に開拓するか、1日の長さをどう設定するか、農業と戦闘のバランスをどう取るか、イベントに全員で参加するかなどです。設定は最初のプレイから自由に変えられるため、まずは全員が同じ感覚で一日を過ごせる状態にしてから、少しずつ好みに調整していけば問題ありません。

また、同じキャラクターをシングルプレイとマルチプレイヤーの双方で使い続けることは可能ですが、その場合のインベントリと経験値が共有されるため、誰かと別々に進めていた部屋に合流する際は、手元の持ち物をどう振り分けるかを話し合っておくと手戻りが減ります。農具や家のカスタマイズ、家具の配分、採集物の扱いも同じ考え方で済みます。このように「自分たちで農場を運用していく」感覚が Sun Haven の中心であり、1人で淡々と進める場合も、8人で役割を分けて回る場合も、同じ遊び心が成立するゲームです。

スクリーンショット

タグ