ibb & obbは、ちょうど2人で遊ぶパズルプラットフォーマーです。あなたと友だちで、線によって分かれた不思議な景色を進みながら、ピンクと緑のキャラクターを動かします。どちら側でも、重力はその境界から離れる方向に働きます。Steam版はオンライン協力プレイと同じ画面でのローカル協力プレイに対応しているので、別々のPCから参加することも、1つの画面を共有することもできます。どのルートも2人のキャラクターが助け合う前提です。友だちが足場に届かないなら、あなた自身がジャンプの一部になるかもしれません。

ステージを分ける線が、つなぐ道にもなる

中央の境界線は背景であり、床でもあります。キャラクターは上側の面を歩き、開口部を通って下側に着地できます。そこでは重力の向きが反対です。白く波打つポータルを使えば、どちらのキャラクターも両側を行き来できます。ほかにも、特定のキャラクターだけが通れるよう色分けされたポータルがあります。そのため、ピンクと緑のプレイヤーが部屋の中で同じルートを通れるとは限りません。友だちの真上に便利な足場があっても、そこへ行くにはまずステージの下側を通るしかない、というパズルもあります。

ポータルを落下して通ると、境界を越えても勢いが保たれます。片側の高い足場から落ちれば、反対側で遠くの足場まで上がれるほどの勢いを得られることがあります。単純なジャンプが長い弧を描く動きに変わり、踏み切り、落下、ポータル、着地がひと続きになります。問題ごとに別の道具が手に入るわけではありません。空間を見て重力が変わる場所に気付き、落下を次のジャンプの始まりとして使います。

キャラクターは互いの上に立つこともできます。一方がもう一方の頭から跳べば高く上がれます。下からタイミングよく跳べば、2人を別々の足場へ飛ばすこともできます。キャラクターごとのクラスや武器セットはなく、役割を専門職のように分ける仕組みもありません。次の動きで重要なのは、それぞれがどこにいるか、どちら側の障害物を越えられるか、誰が必要な勢いを持っているかです。

この共通の移動方法のおかげで、協力は特定の部屋だけで使う機能ではなく、プラットフォームアクションそのものに組み込まれています。一人が足場で待つ間に、もう一人が色付きポータルを通り抜けることがあります。そのあと、最初のプレイヤーは反対側にできた通路を使います。別のパズルでは順番に跳ぶ必要があります。先に進んだキャラクターがスイッチに届き、2人目がその跳ね上がる力を利用します。同じパズルを見ていても、それぞれが届く場所は異なります。

少ないルールから生まれる新しいパズル

メインの旅は15レベルです。新しい要素は少しずつ導入され、基本ルールを数分おきに入れ替えるのではなく、組み合わせていきます。踏むと作動するプレートは通路を開いたり、ジャンプに影響したりします。重力バブルは動きが変わる別の空間を作り、その中には浮遊したり、本来なら届かない場所までキャラクターを運んだりするものがあります。足場や周囲にいる不思議な生き物が、踏み台や発射地点になることもあります。ワールドマップでつながった区画を進み、レベルは大きく途切れることなく続きます。

敵は移動パズルに物理的な障害を加えます。黒くてトゲのある生き物は白い面が弱点で、境界を回り込めばキャラクターがそこを狙えます。その場にとどまり、反対側の面から対処できる敵もいれば、動き回ったり追いかけたりして、単純なジャンプをタイミングの必要な横断に変える敵もいます。脅威自体は小規模ですが、線とポータルを使う静かなパズルに変化を加えます。敵が通り過ぎるまで友だちが待つこともあれば、あなたが道を開く瞬間に合わせて渡ることもあります。

ステージが進むと、同じ仕組みでも、より正確なジャンプや長い連続移動が求められます。序盤のパズルでは重力の反転を理解しやすくなっています。後半では複数のポータルを通って勢いを保ち、敵を避け、パートナーが先へ進む前に細い足場へ着地しなくてはならないこともあります。タイミングと空間把握の両方が試されます。ルートが見えれば解き方ははっきりしていても、正確に実行するには何度か挑戦するかもしれません。

難易度の上がり方は、自分たちに合うかを考えるうえで大切です。後半の部屋では、より正確なジャンプが求められ、視界が限られる場所では着地の判断も難しくなります。特に難しい部屋では敵、反転した移動、小さな足場が組み合わさります。難しい場所を片方がもう片方を連れて進める、のんびりしたプラットフォーマーを探しているなら、厳しく感じるかもしれません。多くの場合、2人とも同じ障害を越える必要があります。

メインルートから外れた隠し道

メインルートの外には8つの秘密の世界があります。入口は通常のレベルに隠されているため、見覚えのある部屋を境界の両側から調べ直す楽しみがあります。追加エリアでは同じ物理ルールと協力の仕組みを使いながら、より難しい足場アクションや収集アイテムが用意されています。必須ではありませんが、15レベルを一直線に進むだけより世界が広く感じられます。メインルートに慣れた2人が、再プレイで探せる場所も増えます。

メインレベルにはジェムなどのボーナスも隠されています。ステージをクリアするだけなら必要ありませんが、重力の仕組みをより正確に使わないと取れないものもあります。報酬を取ること自体が小さなパズルになる場合もあります。一人が位置を保つ間にもう一人がジャンプを準備したり、2人で反対側から狭い場所へ入ったりします。発見物によってキャラクターのビルドや装備ツリーが作られるわけではありません。成長要素は数値を上げ続けることではなく、到達したレベルと見つけた秘密です。

グループの注意を奪い合うほど多くのモードがあるわけではありません。中心となるのは2人で進めるパズルキャンペーンで、秘密のエリアと収集アイテムが加わります。流れは明快です。つながったレベルを進み、重力の2方向を地形がどう活用しているかを学び、見落としたルートを探します。同じ基本ルールが何度も組み合わさるので、繰り返し遊ぶ楽しさは、難しくなる一連のパズルを攻略することや、隠し入口をもう一度探すことにあります。

同じ画面でもオンラインでも

このゲームは大人数ではなく、2人向けです。ローカルモードでは両方のキャラクターが同じ画面に表示されます。表示が2つに分かれるのではなく、ゲーム空間を境界線が横切ります。オンライン協力プレイでは、別のPCから友だちが参加できます。Steam Remote Play Togetherを使えば、1人のPCから画面共有モードを配信できます。いずれも2人のキャラクターで同じ旅をする方法で、対戦モードや3人目の枠はありません。

ゲームはコントローラーに完全対応し、Windows版とSteamOS/Linux版があります。マルチプレイはクロスプラットフォームに対応していますが、遊べるOSの組み合わせがすべて明記されているわけではありません。PCではキーボードも使えます。PCでは1人でキーボードを使って両方のキャラクターを操作することもできますが、難しく、2人目の代わりにはなりません。ローカルで遊ぶ場合は、選んだコントローラーとキーボードの組み合わせで2人とも操作できるか、手元の環境で確認してください。空いた役割を埋めるボットはいません。キャラクターは2人だけで、2人で遊ぶことを前提にしています。

オンラインでは、接続品質がタイミングの重要なジャンプに影響する場合があります。Remote Play Togetherの配信も、ホストと参加者の接続状況に左右されます。オンラインだとソファで遊ぶよりジャンプが正確に感じられない場合、足場アクションではその差が目立ちます。同じ画面で遊べば2台目のPCは不要ですが、2人と適切な操作環境は必要です。

柔らかな世界と手ごわい足場

ビジュアルは抽象的で明るく、丸みのあるキャラクター、すっきりした足場、淡い背景色、宙に浮かぶ植物や雲が描かれます。同じ画面が、日差しのある上側の面から、その下の上下逆さまのルートへと切り替わります。穏やかな景色はひと目で把握できますが、暗闇など後半の演出によって敵や着地点が見つけにくくなることもあります。雰囲気は軽やかでも、障害まで優しいとは限りません。

各レベルにはKettelの音楽が流れます。温かみのあるエレクトロニックなサウンドトラックが、静かな場所に一定のリズムを与えます。重力場を通るときの効果音が、落下から上昇へ変わる動きに勢いを添えます。パズルを中断するような会話や物語の説明はほとんどありません。2人のキャラクターは表情豊かな形として描かれ、レベルの物語は変化する地形によって語られます。

ibb & obbは、2人で参加し続けられるパズルキャンペーンを友だちと遊びたいときに向いています。基本操作はわかりやすいものの、気軽な散歩ではなく、正確な足場アクションが待っています。メインルートは限られていますが、さらに探したいグループ向けに8つの任意の隠しエリアがあります。隣り合ってもオンラインでも遊べて、同じ重力の仕組みから新たな組み合わせが生まれます。その一方で、後半の部屋は難しく、友だちのタイミングも自分と同じくらい重要です。

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