1970年代のB級SF映画としての体験

The Deadly Tower of Monsters は、ACE Team が手がけたトップダウン視点のアクションアドベンチャーです。舞台は謎の惑星グラヴォリア。宇宙探検家 Dick Starspeed は着陸に失敗してロケットを壊し、相棒の Robot ともはぐれた状態でこの世界に取り残されます。そこで彼は、惑星の暴君である皇帝の娘 Scarlet Nova に出会い、皇帝の悪政を打ち倒すための戦いに加わる。Dick、Scarlet、Robot の三人は、惑星の脅威を除くために「THE DEADLY TOWER OF MONSTERS」へと登っていきます。

この作品の最大の特徴は、ゲーム全体が1970年代に撮影された映画という体裁をとっている点です。監督 Dan Smith による吹き込みの解説が随所で流れ、台本なしで撮影したとか、特技撮影の苦労話といったメタ的なオチが笑いを誘います。ストップモーション、ロトスコープ、合成、本物の毛皮を被った着ぐるみといった当時の手法で作られた敵が多数登場し、イカ男、核アリ、暴走する恐竜、巨大ブロブ、ロボ猿などが立ち塞がります。画面の縦の広がりを活かした広角ショットや、タワーの縁から飛び降りる場面も演出の一部です。

遊び方と武器・能力

操作する主人公は Dick Starspeed、Scarlet Nova、Robot の3人から選べます。レーガン、クリスタルソード、レーザーホイップなど、種類の違う武器で敵をなぎ倒していきます。道中に落ちている隠しスクラップ金属を集めるほど、武器をその場で強化できます。時間の流れを遅くする渦、スピードブーツといった特殊能力や、地面に仕掛けられた地雷なども用意されており、戦い方は場面ごとに変わります。

敵は50種類以上登場し、それぞれ見た目も攻撃の仕方も異なります。タワーを登りながら進む構造なので、高所からの落下や滑空で隠し要素にたどり着くチャンスもあります。手に入れた能力と武器の組み合わせで、次に進むルートをどう崩すかが遊びの中心です。

マルチプレイでの遊び方

この作品は基本的にはシングルプレイ向けのアクションアドベンチャーとして作られています。一方で、Steam の機能として Remote Play Together に対応しているため、友人のところにいるかのように一緒に画面を共有して遊ぶことができます。ローカル協力向けというタグも付いているので、同じ部屋でコントローラーを分け合う形でも楽しめます。グループで遊ぶ場合は、誰がどのキャラクターを担当するかを先に決めておくと、武器の強化や特殊能力の使いどころをめぐって役割がぶつかりにくくなります。

遊び始める前に知っておくこと

全体のトーンはパロディとコメディ寄りで、ゲーム内の説明自体が冗談を交えた語り口になっています。本編の目的は、三人でタワーを登りきって惑星の脅威を倒すことです。縦の構造を活かしたステージが続くため、高所の視点に慣れておくと動きやすいでしょう。また、開発は ACE Team、パブリッシャーは ATLUS で、ジャンルはアクション、アドベンチャー、インディーに分類されています。

スクリーンショット

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