基本の流れ
Conquest of Elysium 5は、ターン制のファンタジー戦略ゲームで、ローグライクの要素が少し混ざっています。地図は毎回ランダムに生成され、プレイヤーはそれぞれの陣営を率いて資源を集め、部隊を育て、敵対する陣営や野生のモンスターと戦いながら地図の支配を広げていきます。ほとんどの陣営はゲーム開始時にランダムな儀式と戦闘魔法のセットを受け取り、その上にランダムなマップが重なるため、同じ展開になることはありません。儀式や魔法は、適切な資源と適切な場所を見つけた場合に、プレイの途中でも追加で習得できます。Elysiumには敵対勢力のほかに野生の魔物も溢れており、さらに収穫の増大や強盗、冥界の門が開くといったランダムイベントも発生します。最初の交戦が始まろうとしないうちから、こちらの手はかなり回る状態になります。
陣営ごとに別の遊び方
このシリーズの中心は、種族ごとにプレイ内容がまったく違うことです。建物を一つ違うものにする、というレベルではなく、機構も目標も別物になっています。24の陣営が用意されており、それぞれに固有のスタイルがあります。たとえばドルイドなら広大な森林とジャングルを拡大し、そこから素材を集めて森の住民を召喚していく展開で、鉱山を取る必要性はほとんどありません。ドワーフなら鉱山にこだわり、一定のペースで兵を生産しつつ、補充が難しい分だけその兵を強化して長生きさせることに力を注ぎます。スカージロードなら、力のピラミッドがElysiumそのものの生命力を吸い上げ、本人とそのヘラルドへと流れ込みます。つまり、自分の陣営を覚えれば覚えるほど、地図を握るための方法が増えていきます。
違う位面と海、空の戦線
Elysiumには10種類の位面があります。悪魔やデーモンの住む地獄界もその一つで、魔術師がデーモンロードを召喚すると、その支配者がいなくなった暗黒の要塞が地獄側に残ります。デーヴルを追放すると殺されるのではなく地獄界へ強制送還され、その主人がいる位面まで攻め込んで討ち取れば、デーモンロードを永久に消すこともできます。ただ、位面に踏み込む必要が生じることは稀で、多くは裏側で回り続けており、特定の行動やランダムイベントに刺激を与えています。5作目では位面が4つ増え、空の位面も加わりました。雲の上から飛行部隊がElysiumへ降り立って戦い、損害が大きければ空へ退却することもあります。逆にマメのつる、虹、高い山の頂などを使えば地上の軍も雲へ登れます。船と港も登場し、Elysiumの本大陸より向こうの島へ渡れるようになりました。ほかにも新しい陣営3つ、既存陣営向けの新しい儀式と召喚、城塞ごとに違う戦場マップ、互いに争う中立の陣営、新しいモンスター、ランダムイベントの追加など、5作目で入った要素は多い部類です。
開始前に押さえておきたいこと
始める前に確認しておきたいのは、自分が使う陣営を決めることです。24の陣営は性能も目標も大きく違うため、序盤の動き方から変わります。資源の集め方、兵の補充のしにくさ、儀式中心の展開かどうかは陣営によってまるで違います。また、戦闘は毎回違うマップと、ランダムに配られた儀式・魔法で進むので、同じ陣営でも次回の一手は変わります。Remote Play Togetherやオンラインでの協力・対戦に対応しており、ローカルでの対戦もできます。Modにも対応しているため、手を加えた状態で遊ぶことも可能です。最初は敵と出会う前に、野生の魔物やイベントへの対処を優先する気持ちで始めたほうが進めやすいはずです。