乗って突っ走るだけのエンドレス走行

Buck Up And Drive! はアーケードの走行ゲームを下敷きにした、止まらない車を操るアクション作品です。道は手続き的に生成されていて、走り出すたびにルートが変わります。環境は現実寄りなものから完全にあり得ないものまで幅広く登場し、いつどこへ到達するかは走りながら確かめるしかありません。リアルさは意図的に無視されていて、その場限りの勢いで進むことが基本の流れになります。スコアを積み上げて自己ベストを更新していくスコアアタック型の構成で、長く走れば走るほど道の先がどうなっているかを探りたくなる作りです。

フィギュアステージとしての対戦

プレイの柱はふたつ。ひとつは上記のエンドレス走行、もうひとつは1対1の対戦モードです。対戦は車を使った格闘として成立していて、単に走るだけでなく相手を組み伏せる勝ち筋があります。相手は另一位のプレイヤーでも、CPUでも構いません。操作はどちらのモードでも8方向とボタンひとつだけで、片手でも回せるように設計されています。走行と対戦で同じ手数感が保たれているので、切り替えが速く、すぐに次の対戦へ進みやすい作りになっています。Remote Play Together に対応しているため、片方の端末で起動して友人を招き入れてのプレイが可能です。

始める前に知っておきたいこと

車のデカルは外部の画像ファイルを読み込んでカスタマイズできます。好きな画像を用意しておけば、車に自由に貼り付けて走らせられます。環境の呼び名が荒々しい場面や、月の上でバック転するピンクのトラックのようなシュールな演出が次々に出てくる作りなので、シリアスなレースを期待しているとは合いません。制作者の言葉にあがった謎かけや、パイナップルジュースにまつわる話も同じ温度感で、まとまった説明より勢いを優先しています。対応OSは Windows と Ubuntu で、他の Linux ディストリビューションでも動く可能性があります。始める前に、この一点だけは押さえておいてください。誰も説明してくれません。説明する時間はあるのですが、したくないのです。

スクリーンショット

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